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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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インターネットで葬儀を調べれば、調べるほど疑問は増すばかり、

極端な言い方をすれば、、現行の葬儀内容全てに疑問が湧くほど

作り変えられているようで、葬儀の内容は葬儀社が作ってきた!?

最近の新生活香典は昭和20年代頃、敗戦で生活が厳しい現実の

中で お返し無しの小額で結婚を祝い 小額で葬儀香典弔いをする

というお金の無い人達が 皆で支えあう目的として生まれた習慣で

あったはずが、、いつの間にかは新生活にも返礼品があるのです。

布施も寺が金額を決めている現実に、、それっ布施って言うのか?

挙げればきりがないほどで、、今の葬儀は「豪華なセレモニー」に

なっているらしい事が分ってきた。  僕は元々婚礼美粧の仕事を

ホテルでしてきたが、、20年ほど前の事を思い出した。 今では

考えられないだろうが、、当時の結婚式では 「ゴンドラに乗った

新郎新婦が天井から降りてくる」こんなのまであったのです。でも

当時、ホテルでの結婚式は300万円~400万円も掛かっており

新郎新婦に聞くと 自分はそんな大金を持ってないと平然と言う。

って事は親が出している訳で、こんな結婚式は続かない、絶対に

変わると言っていたが、 案の定、今は人数も当時の半数以下が

普通のようだし シンプルな結婚式になってきたようで、 結局は

シンプル イズ ベストなんだろうと実感する。 ましてや葬儀なの

である。 人がこの世に生を受ければ 必ず終幕はある訳だから

結婚式よりもっとシンプルになってもおかしくはないのにと思えた。

しかし、、葬儀の実費用までは分らないし、県内の葬儀実態なんて

全く分らない。 そこで、僕の経営する美容室店長に聞いてみた。

「お客様の中に葬儀の仕事をしている人は居ない?」すると、、

「何人も居ますよ」との言葉に、その中で一番 性格的に癖の無い

人が
来たら僕の事務所に案内して欲しいと 伝えておいたのです。

その結果、事務所に来たのが千明であり、大手葬儀社で8年間も

営業の仕事をしてきたとの事でした。 そこで、父親の葬儀の話や

ネットを調べて湧いた疑問と、 ついでに今、県内で100名葬儀を

したら いくらの費用が掛かるのか、、などを早速聞いてみました。

確か、 当時の千明からは100名なら150万円くらいからですね。

って言ったのに、 今は250万円とも言われるのですから、施行が

減って価格を上昇させている葬儀社もあるって事です。 2時間程、

僕の思う
葬儀とはを一気に話をしたのです。 葬儀費用が高過ぎ。

その費用の多くは利益である事、 家族が故人を思う
心理を逆手に

とって霊感商法か?と思えるような対応で費用を
あげて行く営業や

経営手法に対する疑問、、お布施って「ほどこし」で
あるはずなのに、

何で寺が金額を決めるの?とか、まぁ好き勝手に話して 
言いたい

放題だったと思います。 その後で千明から業界人としての見解に

逆襲に
あっても当然だと思っていた僕の耳に入ったのは予想外にも

「その通りだと思う」
という千明からの言葉でした。

暫し呆然、、唖然、、予想外ですが 静かに
彼女が話をし始めました。 

私はこの8年間会社が言う
ように うちで葬儀をする事が葬家には

最善の方法なのだと
信じてきたけど、、最近、葬儀後の家族を見て

いると、疑問が
出始めてきていた。 今日、僕の話を聞き その思い

はより強く
なった気がするというのです。 その日は、それで終わり

ましたが、
その後は千明が何度も来社して 葬儀に関する話をする

ように
なって1ヶ月ほど絶ったある日、千明が突然言い出しました。

「オーナー、、葬儀社始めませんか?」 「・・はぁ? 何で俺が葬儀

屋さんするの?」 よくよく話を聞いてみると 最近
自分の仕事が 

自信を持って出来なくなっているらしいのですが
この仕事は嫌い

じゃないし、 人に喜んで貰えると 自分も嬉しく
なるから 出来れば

続けたいけど、 今のままではとても無理。。
 だから 葬儀に対する

考え方が 共感できる僕が起業すれば、、
という事らしいのです。 

正直、僕の中では困ったなぁ、、余計な
事を言い過ぎたらしい。。

と思いつつこう言ったのです。 「あのね、僕が葬儀社を始めたって

借入れをして建物を建てれば、当然返済があるから その分葬儀

費用に転嫁される事になる。 なら、現状の葬儀社と一緒でしょ?」

だから、始めるにしても別の方法は無いか、、葬儀経験者はどんな

後悔や疑問を持っているのか知るのが先じゃないかな?」と言う

僕の言葉に納得したらしく、、とりあえず誰でも良いから 遠くない

将来に葬儀を想定できる人や 経験者に会ってみようと 
最初に

会ったのは、千明が
仕事を通して知り合ったという 僕は初対面の

2人の女性でした。・・・つづく

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