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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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今年もあと一か月で終わろうとしている12月2日午前2時30分が

過ぎた頃、熟睡している枕元で携帯が鳴る・・・この時間帯の電話は

ほぼ間違いなく葬儀の搬送依頼だ。 電話の向こうで千明が言うには

故人は前橋から車で50分ほど東に位置する みどり市民なのですが

前橋の病院で逝去され、自宅は町営住宅3階とのこと。隣接する桐生

市の斎場での葬儀になると思うが依頼できるかとの問いに対し、暫し

待って頂き連絡をとったので引き受けますか? お断りしますか?と

確認の連絡であった。 みどり市に葬儀関係の知り合いは無く、3階

の住居だと搬送は難しい・・・それに桐生斎場を利用した経験もない

のだから、今回は断ろうかと再度、千明に電話内容を確認していると

寒い中、病院で不安いっぱいの家族が想像できる・・・あんしんサポ

ートに電話してきたのだから当然、何処かの会員でもないはず・・・

そう考えた瞬間、僕のくちからは「分かったすぐに行くから少しだけ

待ってくれるよう大至急返信しておいて」と言っている自分がいた。

すぐに飛び起きて、ドライアイスを取りに行き事務所に到着すると、

すでに千明が搬送準備を終えて待機していました。車で数分の距離に

ある病院に到着すると、夜間救急用の待合室にいた故人の息子さん達

二人と挨拶をする。待合室には夜間診療を待つ人達数人の姿もあった

ので一旦外に出て話しをする「一旦我々の事務所に行って落ち着いて

相談しませんか?」すぐに弟さんが「病院で打合せは駄目ですか」と

切り替えしてきたが気持ちは分かる。知らない葬儀社に行ってしまい

意に反した内容・料金だった場合に断れるか!?と思ったのでしょう

「待合室には急患もおられるし、そこで葬儀の話はできないですから

一旦事務所に行って家族の意向をお聞きして、もし当方で対応が難し

いと判断した時は別の方法を考えますから」と伝えると「駄目な時は

放り出されちゃうって事ですか?」と聞かれる「いいえ そんな事は

しません。うちで対応が難しい時は対応可能な葬儀社をちゃんと紹介

しますから安心してください」そんなやりとりがあった後、ようやく

ご遺体を搬送して事務所に到着したのです。

熱いお茶を入れ一息ついた頃、話しを始めると故人はみどり市民だが

息子達は都内と千葉在住で、一緒にいた故人の姉二人は前橋市民だと

いうのです。さらに故人は花が好きだったので生花を飾ってあげたい

との要望が出たのですが、故人が通常使用する市の公営斎場は生花を

祭壇には飾れない決まりなのです。また斎場使用説明書を見ると棺の

中に生花を入れるなら葬儀の事前に自宅等で入れてくるようにとある。

そこで、こんな提案をしました。 ・・・つづく

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