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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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まずビックリしたのは、湯かん納棺の雑なことでした。 湯かんは

せず、、納棺は手甲、脚絆などの白装束を「はぃ、、手の辺に

置いてください」「足の辺りに置いてください」こんな感じなのです。

見ている僕のほうが唖然、、、最後には「合掌!・・・直れ!」

ってお前は軍隊長か!?って突っ込みたくなるような態度です。

が、ふと横を見ると そのおっさんの息子?って感じの年代の人が

汗をかいて仕事をしているのを見て、、 親父は駄目でも息子は

その分頑張ってるなぁ、、って思っていました。 納棺が終了して

線香の準備をし、家族親族が線香をあげている間、庭で待機、

その時息子さんだと思っていた人と初めてくちを聞いたのですが、

息子ではなく葬儀の人材派遣をしている社長だそうで、社内に

誰も居なかったので自分が来たのだと言っていました。 一応、

名刺交換をしました。 そして、葬儀の当日 隣保班の方々が

「お清めの席で我々はお茶入れはしないのですが、、」と言われ

依頼葬儀屋の社長に言うと 「それ我々の仕事じゃないですよ」

「はぁ!?」腹の中は煮え始めていましたが、、今は喧嘩をする

より この葬儀を無事済ませることだと考え、すぐに千明に指示。

葬儀の途中で誰の仕事か、、なんてどっちでも良い話で依頼を

受けた以上、、きっちり済ませるのが仕事だと考える僕にとっては

この親父の感覚は全く理解できませんでした。。 更に葬儀の

あいだ中、、ずーっと他の葬儀屋の親父と2人で 会場出口の

まん前にある灰皿の所で タバコを吸っているだけ、、なぁーんも

しないの?って感じです。 バタバタ動いているのは 昨日会った

派遣会社から来ている 若い男の子だけでしたので、今思えば

我々2人がアシスタント作業を全てやったのです。 相当動いた

のでしょう。 隣保班の方から市役所の方も少し休んでください。

と言われる始末、、「あははっ 市役所の人間ではないですよ」

と言うと、しっかり、、あんしんサポートの宣伝を聞いてくれました。

葬儀は無事済みましたが、、葬儀後うちの事務所に来た親父を

さすがの僕も怒鳴りつけました。 この話には おまけ談まであって

葬儀後、僕らへの支払があるからと 葬家に行ってその分の金を

くれと言ったんだそうですが、、それが分ったのは半年後でした。 

二度と依頼しないのは当然ですが、この最悪な葬儀の経験が

自分達で葬儀をしようとするきっかけとなった訳で、その結果、、

葬家が応援団になってくれたり、、パンフレットを配ってくれたり、

葬儀後もお茶をしに寄ってくれる事にも 成っているのだと思うと

反面教師に感謝ですかね。 そして ある言葉を思い出します。

「チャンスとは時に最悪の状況で突然、目の前にやってくる事が

あるが、それに気づき、捕まえられる者こそが、成功の入り口に

立ったも同然である」ってね。・・・つづく

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