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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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今、小中学校同級生の父親の葬儀最中です。 昨日の朝、

7時50分逝去の一報が入り、隣接市の病院にお迎えでした。

話を聞くと同級生は自動車の運転が出来ないので、土曜日は

弟さんが乗せて居住市から隣接市の病院に行くのだそうですが

この日は時たま、弟さんの用事があったので電車で向かったのだ

そうです。 いつもより早く到着してベットの父親に話し掛けると

痰が絡んでいたので看護婦さんを呼んで処置をしている最中、

看護婦さんから「すぐに家族を呼んだほうが良い」と言われたのだ

そうです。 それから間も無く娘に対し「ありがとう」の言葉を残して

逝ったのだそうです。 娘の到着を待って、ありがとうの言葉だけは

伝えたかったのだろうと思える流れです。

今回は、最後にお礼の言葉を伝えられましたが、いつもそうでは

ありません。 普段はいつも看病をしてたって、臨終の瞬間には

居なかった・・・なんてことはいくらでもあるのです。

きっと同級生は「ありがとう」を聞いて、安堵したことでしょう。更に

今まで大変だった看病の時間も『良かった・・』と思えたに違いあり

ません。 その意味ではラッキーであり、それだけの事を彼女がして

きたという事なのでしょう。 我々の年代は、すでに両親を亡くして

いるか そろそろ考えなければという年代ですが、まだご存命なら、

いつ、万が一の時が訪れても【孝行したい時に親はなし】なんて

事にならないよう、無理をし過ぎない範囲で今できる事は後回し

にせず、しておく事が無後悔に繋がるのだと思える出来事です。

故人のお父さんとは、今年の始めに一緒にランチをしたこともあり

80才の人にしては中々ダンディだと思っていたので、自宅に戻って

から、みなさんの記憶にあるであろうダンディな顔に化粧しました。

いつものように眠っているような顔の故人を見た方々は きっと、

生前の印象のままで会って貰えるでしょう。

故人が大切にしてきた自分のイメージを壊さないような、化粧や

整髪もあるんだと学んだ葬儀の初日でした。・・・つづく

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