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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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「皆さん、、今から少し、、僕の話を聞いてくださいな。その後で

何をどうするか考えましょう。。良いですか?」 こんな言い方に

ご家族のほうが圧倒された形で話が始まりました。 あのね。。

事前に葬儀をどうするかは間違いなく大切な事だし 賢明な

判断なのは確かですが この家の場合は、もっと大切なことが

あるんですよ。 それはね、、今現在わずかな余命を残してる

お父さんは話も出来て意思も通わせられるってことです。だから

みんながする事は 少しでもお父さんと一緒の時間を過ごし、、

話をして、、食べたい物を食べさせて、、家族で過ごす時間を

作ることです。 看病の感覚で接することより 家族だんらんに

近い状況で過ごすことのほうが ずっと大事だと僕は思う。。。

多分、それがあとで後悔をしない唯一の方法なんだと思うけど

どうだろう? 葬儀に関しては 今出しても生活はできる費用

その範囲内で何ができるかを考えるべきじゃないかと思うけど。。

初めて来た他人が 大きなお世話だろうけど 客観的に見て

この家の場合、それが最善の方法だと思いますよ。 と言って、、

お母さんの顔を見ると 目を赤くして聞いてくれていました。

その後は、葬儀の話というより ○○家物語 、のような過去の

色々な出来事を話してくれました。 結局、家を出たのは日が

変わってからでしたが、、前橋まで戻る車中、、「俺達は今日、

何をしに行ったのかって感じだね。葬儀の話なんて殆どしないで

終わっちゃったけど、、ま、いつものことかぁ」って半分笑いながら

それでも 伝えたい事だけは伝えたという満足感を持って帰った

のです。 翌日、再度息子さんが来てくれ こんな話をしました。

あれから 家族で色々相談した時、あんしんサポート紹介者と

同僚である次男に 長男や母親が聞いたんだそうです。

あれじゃ商売に成らないんじゃねぇの、、って そしたら次男曰く

「うん そういう人なんだよ」って言われたそうです。どうも紹介者

から僕らがした何かの話を聞いているようでした。 で、長男の

話では 今の時間を大切にという話を聞いて「そうかぁ」と思えた

そうで、、もう一度自宅に来て貰って良いですか?というのです。

なんだろうと思って聞きなおすと 葬儀をどうするかの話をしては

いないので、、お願いする以上、ある程度決めておきたいとの事

あれ? いつの間にか あんしんサポートに依頼する事になって

いるようです。 その日の夜、再度おじゃまして最終的に決まった

のは自宅に簡易祭壇を設け「自宅密葬パック189.000円」

+キャビネ写真(額付)2.000円で行う事になりました。

今書き始めたENの内容や書き方と 少し内容は違いますが

余命わずかな家族の居る ご家庭は看病という発想で接する

よりも 一緒に過ごす家族団らん的な発想をしたほうが 後々

後悔せずに済む場合もあるのだと知って欲しかったのです。

今は他人事だと思う人でも この話だけは覚えておいてください

覚えておいて良かったと思う時が来るかもしれません。・・・つづく

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