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あと一ヶ月でお盆ですが、この時期は一年間で葬儀をされた方々に
お会いする事の多い季節でもあります。 葬儀後の49日法要やら
あとから線香をあげに来られる方々への、返礼品精算などの殆どは
千明が担当しているので、僕は葬儀後、初めて顔をあわせる家族も
多いだけに 家族の表情や精神面の変化が分り易いとも言えます。
二世代や三世代が一緒に住んでいる家族には感じませんが、夫婦
二人だけで生活していた配偶者の葬儀だった場合、あとに残された
のが、ご主人か、奥さんかによってかなりの違いを感じます。
男性が残された場合に感じるのは、まだまだ悲しみの尾を引いてる
とでも言いますか、片付かなくなるって言うか、葬儀後のほうが老け込
んじゃう人が多い気がします。 今までずっと、食事、洗濯、掃除まで
してくれていた人が居なくなり、たった一人になっちゃうからでしょうか?
リモコン片手にテレビの番付きをして、自分に構わなくなるんですね。
それに対して女性の場合、葬儀直後は男性より落ち込んで見える
のに、数ヶ月後には立ち直って元気になっている場合が多い気がする
のです。勿論、全員ではありませんし死別の内容によっても 異なる
でしょうが、平均して女性は切替えが上手なんだと思えます。
ある未亡人となった女性に聞いた事があります「前より元気になった
んじゃない?何か楽しみが見つかった?」すると女性は言いました。
「うん そうかもね。 葬儀の頃は これから一人でどうしよう・・・って
思ったけど、子供達が友達にあったり、何か趣味を探せって言うから
外にでるようにしたら、お友達も出来たし、旅行にも行けるし、趣味の
サークルにも入ったんで 毎日が忙しいくらい」と言ってニコニコしている
のを見て安心したものです。 また、多くの女性が異口同音で同じ
ようなことを言います。「ご飯や、洗濯、掃除は前からずっとやっていた
し、うるさく言う人が居ない分、気楽だからね」
男の僕としては寂しいような気もしますが、この切替えは必要です。
亡きご主人に縛られるのではなく、ご主人の分まで人生を楽しむ!
こんな発想は必要なのでしょう。 ついでに書くと未亡人となった女性
たちの多くは年代が70代であっても、綺麗に化粧をするようになるの
ですから 実に頼もしい限りです。 葬儀から数ヶ月経過し、前よりも
綺麗になった奥さん達を見ると、ホッとするし安心します。
極端な話しですが、女として、男として、それこそ、もう一花咲かせる
くらいの気持ちで過ごし欲しいとさえ思います。
ただ、ここで息子や娘達にお願いをしたい。
「いくつだと思ってるの?」とか「今更異性なんて言わないでよね」とか
足かせを履かせるような言葉は、くちにしないで欲しいと思います。
そんな事を言う子供達に聞きたい。 もし、自分の相手が亡くなって
暫く時間が過ぎたら、肌の温もりも、男女としての心の温もりもなく
一人だけで生きていくのですか? それを、自分で決めたのなら問題
無いけど、人に言われて出来ないのは悲しくないですか?
人は20才の時に50才を見ると凄く大人だし、年寄りにさえ思える。
しかし、60才でも70才でも、80才だとしても男であり、女なのです。
つまらん世間体や、体面より残されたお年寄りが日々元気な笑顔で
過ごせるように 後押しの出来る息子や娘でいませんか?
そんな子供達を持った、ご両親はきっと終幕まで幸せ。・・・つづく
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