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昨日までは原案本を 無校正のまま掲載してきましたが、昨日は
ひとつの葬儀が終了した日でもあったので 久々に葬儀日誌的な
我想うを書いてみたいと思います。 6畳一間に10数人が座ると
身動きの出来ない状態のまま葬儀をしたので 葬儀後は足が痺れ
暫く動けない人もいたほどです。 自宅に置く分の返礼品が足らず
追加を届けに行くと 喪主夫妻と我々4人で色んな話をしました。
ご主人いわく、自分達は普段多くは語らないし 人に心を開く事も
少ないのだそうですが 我々には不思議と「何でも話しちゃうよなぁ」
だそうです。 その出会いはたった一週間前のこと、お知り合いの
社会福祉士の人から あんしんサポートに相談してみたら?と聞き
一度話を聞きたいと事務所に来た時は 他葬儀社の話を聞いた
あとのようで 署名、捺印した入会申込書を持っての来社でした。
自分達夫婦も病気を抱えており 決して体調は良くないが長期
入院中の母親が 長くは持たないと医師から言われての事らしい。
自宅は片付けるのも大変だし 狭いので民間か公営施設で葬儀
したいとの事でした。 民間安置で、公営斎場使用だと150人程
入る部屋を常設パーテーションで仕切って使う事になる。 祭壇が
大きいのでどうしても生花が欲しくなる、、まぁ、生花は要らないと
しても安置数日、299000円パック、会場費等で最低でも40万
にはなる。 それに、返礼品と料理なら50万円以下は厳しいのが
現実だと試算した。 今回も「安置所&少人数葬儀場」があれば
189000円+料理返礼でも何とかなるのに、、とつくづく思った。
来社から5時間ほど話をして帰られたのですが あんしんサポートの
会員となり持って来た他社会員申込書は破棄すると言ってました。
翌々日に電話があり、対象のお婆ちゃんが熱を出したとの事。
ならばと自宅に伺う約束をして訪問、、自宅6畳間でも可能だと
伝えてから 体調の思わしくない奥さんは自宅待機で ご主人と
病院に行く、、病室に入ると痴呆のお婆ちゃんは何も反応はしない
のですが 手を握ると、赤ちゃんがするように僕の指を握っていました。
後から分ったのですが 人によっては、、と言うか殆どの人は、手を
出しても お婆ちゃんが自分の手を引っ込めちゃうのだそうです。
僕は お婆ちゃんに嫌われずに済んだ少数派だったみたいです。
寝たきりで 大した反応も無いのですが 何となく可愛いと感じた
お婆ちゃんと挨拶を済ませた僕らは事務所に戻り、万が一の時は
自宅での葬儀を大前提に立案、見積りをしたのです。
その翌々日の午前、お婆ちゃんの血圧が60台に下がったと電話、
その3時間後、逝去の知らせが入ったのです。・・・つづく
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