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翌日の葬儀は、、火葬の予約時間が午後1時30分の事もあり
午前11時30分からと、、少し中途半端な時間帯なのですが、
流れの都合で仕方ありません。 葬儀、、初七日法要と順調に
進み導師は一旦帰って、、斎場にて釜前経を唱える事になって
います。 当初1時間程度を予定したのですが一旦寺に戻った
のが午後12時15分、、、予定より15分ほど余裕があります。
そこで、棺を部屋の真中に移動し 施主花1対とスタンド生花
1基の花を摘み、、棺に生花や手紙など持たせてあげたい物を
入れる「お別れの儀」です。 お父さんの棺は顔の部分を除いて
お花でいっぱいになりました。 歩くのが少し大変な実母と義母の
二人は椅子に座って お父さんの顔の横に座ってもらいました。。
すると、、二人でお父さんに話し掛け、、二人で話をしています。
通常は数分で棺のフタを閉めるのですが、時間の余裕もあるので
暫くそのままにしていると、、ずっと堪えてきたのでしょう。 妻である
お母さんが棺にすがりつくように泣きだしたのです。 一瞬どうしよう
かと思いましたが 今、思いきって泣いたほうが 後で一人になって
から泣くよりずっと良いと思い、、そのまま暫く待ち、、結局出棺の
時間直前までの30分間が お別れの時間となったのです。
皆さんの手を借りて 棺のフタをした時、、僕のくちから出たのは
「では、みんなでお父さんの棺を囲んで写真を撮りましょう」でした
あんしんサポートでは、葬儀期間ずっと 様々な場面の写真を
撮っているので カメラは千明が持っているのです。 この時僕が
瞬時に考えたのはこんな事でした。【今撮る写真の家族はきっと
悲しみに溢れた顔で写っているはず、でも、もしこの葬儀に満足
とはいかなくても納得の葬儀が出来たら、葬儀後の写真は家族
みんなの顔が、表情が違っているはず、、その違いを僕らの言葉
ではなく、自分の目で確かめて貰いたい】と思ったからなのです。
正直、2枚の写真に違いが出るか分りませんし 事前に言えば
意識をするので自然な写真ではなくなります。 顔が出てないと
分らないので掲載は出来ませんが 予想した通りの違いでした。
棺にすがって泣いたお母さんも 家に戻った時にはやり遂げた顔
悲しい中にも 何処か満足感のある顔になっていました。
出棺から火葬、お清め、拾骨と何事も無く順調に進行した中で
一番気を使ったのは、、歩くのが少し大変な二人のお婆ちゃんが
使用する車椅子の確保を斎場ですることでした。 全部で3台の
うち2台を使えるかどうか、、幸いにも火葬場の一台だけでなく
式場設置の一台もお借りできたので 二人のお婆ちゃんを心配
する場面が減るのは確かですし 葬儀の最中に怪我でもしたら
色んな意味で大変ですからね。 あ~ッ、、これは余談ですけど
忙しく動き回っていた千明が、荷物を運ぶ台車をガラガラと音が
響くほど急いで押していたら「静かに!!」と注意され さらには
走り回っていたら「走らないで!!」と2度注意されたと葬儀後に
本人が話していました。 聞いた僕でも、、そりゃそうだって思う。
今回の葬儀は紙面には書けない 「対家族」の色々があったの
ですが 家族が事前に僕らに全てを話しておいてくれたので対応
出来た部分が多々あったはずです。 葬儀屋さんや、担当者に
よっては違うでしょうが 基本は葬儀屋は家族の為に葬儀を行う
のであって、、宗教者や親戚、知人友人の為ではないはずです。
だから、自分や家族だけで悩まずに 相談してみると良いですよ
きっと、、思っている以上に ちからになってくれるはずです。 但し
言うまでもありませんが、、「人を見て」ですけどね。・・・つづく
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