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納棺、ご遺体を棺に納めることですが 時々、葬儀を考える方に
聞かれる言葉「最低限必要なものはなんですか?」のひとつが、
この「棺(ひつぎ)」です。 法律うんぬんではなく 火葬場の決まり
とでも言いましょうか、 フタ付で火葬炉に入る大きさの箱に故人を
納めて搬入するのが ほぼ、全国どこの火葬場でも 決まりごとの
ようです。 湯かんで身体を清めると経帷子(きょうかたびら)と言い
白装束とも言える旅支度を整えます。 あんしんサポート仕様は
「天冠(てんかん)」と呼ばれる三角の布、三途の川の渡し賃等を
入れる「頭陀袋(ずだぶくろ)」、手甲、脚絆、足袋、数珠 そして
白の折柄の入った一重の着物です。 天冠は幽霊のイメージが
強くあるので あんしんサポートでは付けずに頭の上に置きます。
また、女性は下半身を中心に 男性は上半身を中心に仕度を
整えますが 足袋、脚絆、手甲はしっかりと縦結びにします。。
女性が下半身中心に仕度する理由は 嫁いだ先の舅や姑に
仕え、、かしずく姿、、から女性が下半身の仕度をするようです。
縦結びとは、結んだ部分が縦になる結び方で 子供が紐結びを
覚えたての頃に良く間違える結び方、、 と言えば分かるでしょう。
同じ方向から2回通すと縦結びになるので 一度試しておくのも
いざ、、という時の役に立ちます。 手甲、脚絆、足袋を手足に
しっかり付けると 身体の前に組んだ手に数珠を絡ませます。。
頭陀袋は頭を通して胸の前に置き、中に渡し賃を入れますが、、
斎場毎に入れて良い物の決まりがあるので 斎場の指示に従う
のが最善の方法です。 もし、硬貨が入れられる火葬場の場合
5円や50円など「縁」に繋がる硬貨は避けます。 また、合計が
45円(始終ご縁)などの語呂合わせになる金額も避けます。
時には「隠し銭」と言って 棺の端っこや 着物の裾などにお金を
入れる場合もありますが いずれにしても小額にしておきましょう。
仕度の最後は着物ですが 二通りの方法をとっています。
ひとつは着物を上から掛ける方法と 着物で身体を包む方法で
ケースバイケースで使い分けますが 最初の上から掛ける方法は
親族が多くて 旅支度を全員で手掛けられない場合などには、
手掛けていない方全員で着物の端を持って掛ける事もあります。
旅支度が整うと 納棺ですが取っ手の付いた防水シートの上に、
故人が寝ているので 取っ手をみんなで持って棺に納めます。
映画「おくりびと」で 故人に着物を着せる場面がありましたが、、
あんしんサポートでは ある条件下のもと以外は着せません。その
理由と 条件とは、、などを次回書きたいと思います ・・・つづく
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