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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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最終打合せ時には もうひとつ大きな難関があるのですが、それは

「親戚」が打合せに入ることで、高額費用になるようなケースです。

こんな風に書くと「えっ?」親戚なら我が家の心配をしてくれるのが

普通でしょ? と思うでしょうし そう思って当然だし 我々も初めは

そう思っていました。 ところが親戚が同席した打合せをしてみると

「返礼品はもっと良い物を・・」「料理はもう少し豪華に・・」中には

「知り合いの坊さんが居て 俺とは良く知ってる仲だから大丈夫だ」

こう言ってたはずが、、坊さんの言いなりで高額な布施を払うことに

なる現実を何度も見て来ました。  これが100名程の葬儀ならば

我々が勧める返礼品・料理と紹介僧侶への お布施を合わせると

30万円~50万円以上の差が出るのですが その親戚が費用を

出してくれるのなら、我々も、、葬家も、、何の文句もありません。

「くちは出すけど金出さず」だから問題なのです。 故人が自分の

兄弟姉妹だからと言っても くちを出して良い事と 出すべきでは

無い事の常識を踏まえること、、くちを出すなら その責任を取って

費用の増額分は負担するなどの対応をとる事などを 考慮して

欲しいと思う。。 特に大黒柱を失った葬家は これからの生活を

考えなくてはならない訳で、正直、葬儀の規模や返礼品・料理

などより遥かに大切なことなのです。 最愛の人を失った家族なら

誰だって精一杯のことを故人の為にしてあげたいと思うものです。

でも、、それを全てしたら後の生活はどうなる? 誰かが気持ちと

現実の違いを説いて、、冷静な判断をさせる必要がある、それが

葬儀という特殊な儀式なのです。 本来なら親戚の中で長老が

そんな役回りをしてくれたらと思うのですが 今は昔ほど親戚関係

自体がありません。 結局、でしゃばりさんだけがくちを出すのです。

我々が事前相談を勧める理由のひとつがこれです。 家族が元気

ならば誰だって冷静な判断が出来るし 家族全員の意見も確認

できるからです。 でも、事前相談をしてない場合は当然あります。

そんな時は、搬送直後の誰も親戚の居ない時だったり、病院から

親戚が着いて来た時は、翌日、家族だけの時に打合せを行なう

ようにしています。 これが、我々に対する信頼感を無くさずに、、

葬家に後悔をさせない最善の方法だからです。 ・・・つづく

「アドバイス」

1) 俺に任せろと言う親戚の人柄で、任せる任せないは判断

2) 葬儀より大切な、その後の生活を最優先して決めるべし

3) まずは親戚不在で打合せをしてから相談の有無を決める


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