美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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お葬式の数日間、我々に出来る精一杯のお世話をさせて貰う、、
この感覚は いつもと変わらないのに いつも以上に家族の温もりを
感じられた葬儀になったのは、孫達の優しさゆえなのでしょう。
同じようにお葬式をしても「家族や親戚が喧嘩になる家もあれば」
「家族の絆がより強くなる家もある」、、、不思議ですね、、なにが
違うのでしょう? 何処が違うのでしょう? 我々が客観的に見ると
一つだけ大きな違いがあるのは気づいています。 それはですね
喧嘩に成る家は、、家族や親族、各々が自己主張しています。
一方、絆が強くなる家は、、ものを考える優先順位が同じ基準に
あるように思えます。 まずは故人、、と言いたい所ですが最優先
するのは喪主や施主、、ようは、支払いをする人の意志と意見を
周囲が尊重する家は まずもめる事はありません。
今回もそれを改めて教えられました。 喪主である母親の意見は
ご主人も、子供達も、、最優先して その範囲で故人や周囲の
意見を調整するのですが 見事なほど整備されています。 また、
喪主も ご主人や子供達のちょっとした言葉から 相手の心情を
察知して我々に相談していました。 僕も二人の子供の親であり
子育てらしき事もしたはずですが 上手に育てたなぁ。。。と感心
するばかりです。 お葬式のお世話をして、子育てまで教えられる
とは実に不思議であり、、面白いものです。 ・・・つづく
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