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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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親族が棺の周りを囲むと始めに孫娘達の書いた「お別れの手紙」を

一人づつ読んで貰うつもりで長女を指名すると、、とても読める精神

状態でないとの事で、、次女、、三女と振りましたが誰も読めません。

横に立っていた喪主のお母さんが「武井さんに読んで貰えば、、、」と

言い出すと三人が手紙を渡すのです。。えーーーッ 俺なのぉーッ!?

仕方なく三人の手紙を読み始めますが、、声は詰まり、、涙で文字

さえちゃんと見えませんが、、詰まりながらも何とか読み終えました。

見ると孫達は目を真っ赤にして、自分の書いた手紙を聞いていた

ようです。周りの親戚達も僕の詰まる声に 連鎖反応を起こしたかの

ように うるうるしたようです。何とか大役? を終えると部屋に飾った

生花をみんなで棺一杯になるほど入れて出棺となりました。

斎場に到着するとすぐに火葬が始まります。 

毎回、思うのですが この火葬炉を閉める瞬間が 最も悲しい時

であり、心の中でけじめをつける時のように思えます。 

孫娘の長女がその場にしゃがみこんで泣きじゃくっていました。。が、

火葬炉の前を離れたあとは、吹っ切れたように見えます。

拾骨までの70分間に行なう お清めはアシスタントの女性に任せて

無理矢理預けられた? 家の鍵を使って部屋の片付けと後飾り壇の

設営に自宅へ戻ったのですが、無理矢理預けられた鍵と表現したの

には 出棺直前にこんな流れがあったからなのです。  ・・・つづく


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