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前橋に戻った僕は早速ネットで葬儀を調べます。 ところが、調べ
れば調べるほど疑問が増え続けるのです。 ひとつ分ったのは現状の
葬儀は、仏式を例にとると宗教儀式の部分と、故人を弔う、故人
とのお別れの儀式の二部構成であるということ。とすると僕のような
無信仰の人間なら違う形の葬儀もあり得るのだと思い始めます。
罰当たりかもしれませんが、僧侶が引導を渡すと言いますが、そん
な事が本当にできるのか? 引導を渡した証拠でもあるのか?
そんな風にさえ考える自分が居たりします。なら、故人が好きだった
カラオケ大会を開いて みんなで故人の好きだった歌を歌いながら
送ってあげたほうが ずーっと真実味があるなんて思ったりなのです。
それでも、ネットや書物から色々な知識は得られました。 但し、
宗教であれ、思想であれ、偏りのあるものは読まず、吸収せずの
構えです。例えば塔婆という板があります。卒塔婆とも言いますが
上のほうは多重塔のような形になっています。これは、釈迦が入滅
(亡くなった)時に遺骨を納めた場所が土で出来たストゥーバという
建物に由来し、日本語で塔婆(とうば)と当て字にしているのです
が、ここまでは塔婆本来の由来でしかありません。が、これに、だから
塔婆を墓に供えて供養するのです。となると、それは宗教観の話だ
って思うってことです。 ところが葬儀は、仏式、神式、教会式、みん
な違います。先ほどの「引導」は仏教だけですし、同じ仏教でも
四十九日は仏になれず、この世に留まり、或いは四十九日を掛け
て仏となると唱える宗派もあれば、亡くなるとすぐに極楽に行くという
宗派もあったりで、ど素人の僕には、ちーとも分りません。また、戒名
や位牌に関して言えば、本来仏教に位牌は無く、位牌があるのは
儒教です。もっと不思議なのは、戒名はあの世で使う名前ですと
現役の僧侶と称する人が言っている文章もあるのですが、戒名の
由来を学ぶと、戒名とは、俗世の生活を捨て、釈迦の教えに従っ
て生きる人達が現世を捨てた時、俗名も捨てる事となるので頂く
のが戒名という事らしいのです。とすれば戒名とは本来、死して持つ
名前ではなく、生きて使う名前なはず、そして、文字数によって金
額差がある事自体変だと思えるのです。この世に生まれた人達は
みんな名前を持っていますが、一万円程度の金額で誰かに付けて
貰った名前ならあるだろうけど 五十万円だ、百万円だ、なんて有
り得ないでしょ? なのに、戒名に数十万は当たり前のように支払
われている。言い方は悪いかもしれないし 失礼な、無礼なのかも
しれないが、無知な人間の戯言だと思って聞いて頂きたいが 一歩
間違えれば霊感商法にも似たりと思えるのは 俺だけだろうか?
とにかく、調べれば、調べるほど分らなくなるし、地域によって、やた
ら違うしで、当時の僕の結論として葬儀の決まりは無く、葬儀屋
さんや宗教者が作ってきた事が殆どだと分り始めたのです。 その、
最たる事柄であり、誰でも分るのは、納骨は四十九日か三十五
日に行なう儀式が決まりだと思っていませんか? でもこれは、後から
作られたものです。・・・つづく
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