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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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葬家に着いた時は すでに家族は到着しており 千明の案内で

自宅用祭壇に焼骨を安置し お水と線香をあげ終えた所です。

すぐに後飾り祭壇の設置を行っている時、斎場に飾られた生花

スタンドを2基、花屋さんが持ってきて祭壇横に飾ってくれました。

ご家族が別室でお茶をしている間に 白幕を外し元の部屋へと

戻せば、、葬儀の全てが終了です。 ホッ、、、何事もなく無事

葬儀終了までたどり着きました。  午後6時を回ったところですが

辺りは真っ暗です。 片付けが終わると ご家族がお茶を入れて

くれました。「朝から何も食べてないんでしょ? おにぎりだけど

あるだけ全部食べて。本当は料理がいくつか余る予定だったから

お二人に食べて貰うつもりだったのに ピッタリだったのごめんね」

そんな気遣いまでしてくれてたんですね。 ありがたい話です。。

そっか、、言われてみれば 朝葬家に向う車の中でおにぎり1個

食べただけなのを思い出しました。 おにぎりを頂きながら喪主の

奥さんが話し始めました。「○○さんが、自分の家の葬儀をあん

しんサポートにして貰って とにかく良いからって紹介してくれのが

今はよーく分かりますよ」というのです。 はぁ?という我々に対し

数年前に母親の葬儀をした時、大きな葬儀社だったようですが

今回のような温もりというか、、心のこもった、、みたいな感覚は

全く無かったし それが普通だと思っていたけど 同じ葬儀なのに

こんなに受ける印象が違うのかと、、改めて驚いたというのです。

正直、僕は大手だろうが、個人だろうが、、他の葬儀社がどんな

葬儀をするのか、、どんな対応をしているのか全く知りません。

って言うより、、知る必要を感じないのです。 他社が何をしても

どんな料金体系でも それが消費者にとってメリットのある事なら

支持されるでしょうし 誇大広告や誤魔化しなら いずりれ淘汰

されるでしょうから 我々は王道を進むだけです。NPOであっても

何処からも援助してくれないのですから 当然利益は必要です。

でも消費者は「良い物をより安く」が絶対ですから 本当の意味

での良い物をより安くこそが、、王道だと思っています。ってことは

僕らが知らなきゃいけないのは 業界だけで通用する常識でなく

依頼した人達が何を望み、、何を思い、どんな後悔をしてきたか

、、それらは どうすれば改善されるのかであって 葬儀社はそれを

補佐、実現するのが役目だと思うからです。なぁ~んて ちと熱く

語ってしまいましたが 我々がどんな仕事をしてきたか、、それで

良いのか、或いは改めるべきなのかを教えてくれるのは葬家です。

葬儀直後だけでなく半年、、1年経った時、葬家のくちから出る

言葉や態度が、、それを教えてくれます。 今は家族の皆さんが

感謝してくれる言葉を聞きながら 身体は疲れていますが心は

満足感で満たされます。 お金とは別次元の喜びを感じられる

仕事、、家庭の事情や内情まで入り込む事も多い仕事だけに

難しい反面、、遣り甲斐のある仕事だと改めて感じた瞬間です。

と、いつまでも感慨に浸ってはいられません。 葬儀の締めとなる

最終の費用、集金等の話になります。・・・つづく

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