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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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ひと昔前までは 葬儀が済んだ日の夕方6時頃親戚が集まって

念仏を唱え、そこで貰ったのが念仏玉とも葬式饅頭とも呼ばれる

小判型で上には焼印のような蓮の花が押されて 上部は平らな

饅頭が2個でした。 子供の頃は良く食べた記憶があるのに、、

この数十年、、見たこともありません。 今では群馬県の中でも

念仏を行う慣習のある地域は極端に減っていますが 念仏!と

言えば「十三仏」が一番有名なようです。 独特の節回しで、、

「不動~釈迦~文殊~普賢。。地蔵~弥勒~薬師~観音

勢至~阿弥陀~阿閃~大日~虚空蔵~。。南無十三仏

南無阿弥陀~~南無阿弥陀仏~南無阿弥陀~」これを

1回として13回唱えるのです。 以前お話したように亡くなった

日から数えて初七日、ふた七日、みな七日と裁きを受けながら

成仏へと導いてくれると 言われている仏陀や菩薩のことです。

不動-釈迦ー文殊・・・初七日-ニ七日-三七日・・・と続き

なな七日の49日、、百ヶ日、、一年忌、、三回忌、、七回忌

十三回忌、、三十三回忌でちょうど十三仏となります。

また、当社で依頼する僧侶の中には 火葬炉の前で和讃を

歌ってくれる住職もいます。 念仏や和讃の内容は分からず

とも、、火葬炉の周囲が何となく、、、ほのぼのとした、、温かい

空気に包まれるから不思議です。 火葬炉の話が出たついでに

書いておきたいと思いますが 愛しい家族の入った棺が火葬炉

内へと入り、、扉が閉まる瞬間ほど悲しい時はありません。。

それまで気丈に頑張ってきた家族が 泣き崩れるのもこの時です

でも、だからといってこの場から逃げてはいけません。 なぜなら、、

最も悲しい瞬間であると同時に 故人が亡くなったのだと改めて

自覚できる時であり これを境に気持ちを切り替えられる人達が

圧倒的に多いからです。 どんなに嫌でも、、どんなに逃げても、

故人が亡くなった事実は変えられませんし 受け入れる以外に

方法はないのです。 だからこそ、、逃げずに真正面から受けて

新たな一歩を踏み出す事が 故人の希望であり 故人が安心

できる唯一の方法であり、、そして、最高の供養だと思います。。

次回は各法要、、新盆、、初彼岸についてです。・・・つづく

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