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費用の話をしたついでに、費用、、つまり現金の話もしておきます。
葬儀が起こると多くの場合、雑費を初めとして、布施・・葬儀社・・
入院費残の順で支払いが発生するが、細々した買い物などでは
当然、現金が必要になる。 ただ故人の預貯金は法的に「遺産」
となる為、金融機関が死亡を確認した時点で全ての口座が凍結
され一切の出し入れは出来ない場合もあるのです。 一旦凍結
された預貯金は、法定相続人全員の承諾がないと使えません。
結果、病院・布施・葬儀代などの支払いが出来ない現象が起こる
事もあるので、事前に考慮する必要のある家庭もあるでしょう。
一度凍結された預貯金を引き出すとなると、故人の「除籍謄本」
相続人全員の「印鑑証明」「遺産分割協議書」等が必要となり
簡単には引き出せない訳で、何で自分ちの金が自由に出来ない!
と思う方も多いでしょうが、上で述べた通り「遺産」は遺言無き場合
法律で決まった遺産相続方法があるし、金融機関から言わせれば
「おれおれ詐欺」など昔は考えられなかった事件が、いくらでも存在
する為、預金者の預貯金を守る為でもあり、銀行の自己防衛でも
あると言った所なのでしょう。 それゆえか今は本人以外が窓口で
引き出すには、家族も「委任状」を求められる事もあるので「もしも」
の時を考える必要に迫られた時には、、、等の点も事前に考慮して
おくべきかもしれません。。又、動不動産では、故人名義の自動車
などの名義変更が思ってる以上に面倒な場合もあるので、家族の
誰かに万が一が突然訪れたら、何がどうなるのかなどを、一度確認
しておくのも良いでしょう。 と言うか、、本音で言えば、しておくべき
だと考えますが皆さんはどう思うでしょう。。
「アドバイス」
1) 預貯金の管理は、自分が動ける元気な時に対応策をとるのが
家族間の余計な争いを防ぐ為にも、最上の方法だと知るべし。
2) 何の準備もなく事が起こり現金が凍結されたら、除籍謄本など
持参して金融機関に相談すれば「葬儀費用」などは引き出し
可能となる場合もあるので相談すべし。 ・・・つづく
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