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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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県内あちこちで葬儀をすると 本当に狭い地域だけの慣習だと

思える事が多い事に気づく、、それも年寄り限定が多いのです。

その結果、ひとつの考え方として、葬儀は慣習より家族の思いを

最優先させ「葬儀後に後悔させない葬儀施行」をと 考え始め

たのです。県内あちこちの葬儀社と仕事をすると 葬儀社毎に、

良い所や問題点、課題点が見えてきますが、これも良い事です

各社の良いとこ取りをすれば より良い葬儀になるし 結果的に

オリジナル葬儀にもなるからです。 日進月歩とも言える成長を

してきたと周囲から言われ始めた、、法人設立2年後の今年、

一度初心や2年前の記憶をたどってみたのです。 その上で

改めて目指したのは設立前からの目標にしてきた事、、設立後

新たに出来た目標、、それらを実現する為に必要な事をする。

でしたが、その実現にはいくつかの難関を越える必要があります。

1) 葬儀に使用する全ての道具を自社で揃える

2) 営業ナンバー霊柩車(車載用ストレッチャー付)の自社所有

3) 安置・少人数での葬儀可能な施設の確保

今年得た利益の殆どは (1) の葬具を揃える費用に充当され

たので僕は仕方ないとしても 千明に渡す給料もほんのわずか

でしたが、 それでも文句ひとつ言わず頑張ってくれています。

人の支援をする為に、自分達が食えないってのも変な話なので

すが、近い将来、贅沢は出来なくても普通に食えるようにする

為の準備期間だと思って貰うしかありません。 そして、将来を

託せる次世代の人達が 希望と遣り甲斐を持って働ける職場

にしていかなくては、絵に描いた餅で終わってしまいます。

それでも今期は、ほぼ葬具も揃えられたし、以前書いたように

オークションで霊柩車と車載用ストレッチャーも手に入れました。

先日は国家試験も合格したので 陸運局待ちの状態です。

この霊柩車取得、10月26日に購入してから、はや2ヶ月間、

駐車場に停まったままですが、購入当初に予想していた以上に

大きな消費者支援の原動力と成りそうです。 一台の霊柩車

取得が 大きな原動力となる理由は次回で。・・・つづく

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千明の実家は、前橋から1時間半の距離にある 山あいの村で

やたら遠いのですが 葬儀になる前、前橋から搬送業者を依頼

したら、かなり高額になると判断。。父親が万が一の時には自分

達の車で運ぶのを前提に考えろと伝え、搬送用布団を事前に

渡しておいたのです。 あとで聞いた話ですが 自宅から車で40分

ほどの距離にある大きな病院から 父親を搬送した家族は、、、

途中の峠を走っている時 「父ちゃん、、峠だよ、、見えるかい?」

って話し掛けながらの40分だったのだそうですが、 業者の車で

無くて良かったと聞き、自社で寝台車や霊柩車が所有できたら

思い出の場所を 周ってあげる事もできるんだと教えられました。

また千明から逝去の知らせが入り、安置に必要な道具を持って

2台の車で1時間半掛けて到着した時、その社長が言いました。

「武井さん、、今回は千明さんちの葬儀だから来ましたけど今度

こっち方面で葬儀がある時は 地元の葬儀社を使ってくださいね」

この言い分は当然なのです。 葬儀社はせいぜい 片道1時間

程度のエリアじゃないと、仕事にならない事が多い為でしょう。。

打合せの結果、40分の距離にある市の斎場で葬儀を行う事に

なったので すぐに場所の確認をする為もあって出かけました。

そこで、後日北部方面での仕事をお願いする事になる 葬儀社

社長と出会うのですから 実に不思議な流れです。 葬儀が済み

墓を建てる話が出た時、素人さんより少しは交渉できるかも、、、

と単純な発想から墓や墓石の仕事が始まったのですが、この時

墓標に付けた「源妙絆墓」の名付け親は僕でした。 それまで

何人もの人達から墓守が居ない墓はどうすれば?という相談は

されていたので これからは「○○家の墓」だと嫁に行って戻って

来た娘が入り難いし、限定しないほうが墓守不在は防げるとの

判断から「絆墓地」を提案したのです。 亡くなった故人の名前

「源太郎」と母親の名前、妙子から一文字つづ取り、その人達

から始まった墓であり、縁ありし者なら誰でも入れる墓にしました。

この墓、、1坪ほどの結構大きな墓なのですが、、基礎工事から

全ての税込費用50万円で建てて貰ったのです。 知らないって

恐ろしいもので、、相場も何もあったもんじゃないって感じです。

ぶっちゃけ、、今の僕らではとても言えない金額で建てさせた。。。

のですが、よくまぁ、、建ててくれたもんです。 これをきっかけに、、

千明の家族との交流も始まりましたが、素朴で人の良い人達で

地元の言葉で話されると 今でも半分くらいは分りません。

この葬儀で教わったのは、最悪の場合、自分達だけでも出来る

だけの実力が必要だということ。 県内をいくつかの地域別にして

地域毎に利用できる葬儀社を持つこと。。なのですが、果たして

信頼に足る葬儀社がそんなにあるだろうか、、 という疑問でした。

それから半年経った頃、、北部での葬儀が立て続けに入ってきて

新たな葬儀社との協同が始まったのですが、地域が違うと葬儀の

慣習や作法が違う、、葬儀社が違っても様々な違いがあるのです。

極端な言い方をすれば、葬儀の慣習や流れのひとつひとつが、、

地域、葬儀社、或いは年代、そして宗教者によっても全てが、、

違う事に違和感を感じ始めたのでした。・・・つづく

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このフォトアルバム、、我々の活動記録として、、更なる高みへの

資料として打合せから・・後飾り壇、さらに納骨法要まで家族の

了解を得て撮影し、時にはホームページやパンフレットにも利用

させて頂く代わりに、ただ写真を貼るだけでなく、文字を入れて

写真を加工し、ストーリー性のある、家族や親族が悲しみを乗り

越えたあと、、思い出として見られるようにと意識して作成した

クリアファイル入りのアルバムですが、無料で差し上げています。

時々、もう一冊、、なんて言われますが原価だけでも数千円は

掛かるので 追加の時は別途実費は頂いています。 さらには、

オリジナルとして作った物に綿衣裳があります。 群馬県だけでは

ないでしょうが、納棺後に男性紋服姿、、女性は白無垢姿を

白い真綿で作る葬儀社も結構あるのです。 初めて見たのは

綿帽子姿の女性でしたが、、内心では納得できませんでした。

男性の紋服姿は、昔からある男性の正装ですから問題はない

のですが、、綿帽子の白無垢姿は違います。 白無垢の由来

では「死に行く覚悟で嫁ぐ」と書いてある書物も確かにあります。

が、今の時代に、、結婚って特攻隊!?なんてナンセンスです。

また、無垢とは純真無垢で分るよう「汚れの無い」様子を表す

言葉で、花嫁の白無垢姿とは、この無垢であり、、あなたの色

あなたの家風に染まります。そして、色んな色に惑わされない白

なのです。 更に言えば綿帽子は角隠し同様、、角を隠す物

新郎以外の人に顔を見られない為のものだったはず。 婚礼の

仕事をしてきた僕だからこその拘りでしょうが、、やはり納得する

のは難しいと、、ずっと何か無いか考えてきましたが、今年の秋、

ようやく完成したのです。 それは男女の区別なく整えられる姿

である「法衣姿」です。 また、仏教、儒教などの観音様などが

着ている法衣と、マリア像などが着ている着衣は良く似ています。

そして 死化粧が湯かん、納棺の直前に行われるのを見ていて、

ん? そうかぁ、、納棺師の費用を考慮すると湯かんの直前なら

費用が抑えられるって事なんだと分かりましたが 故人が自宅に

帰って来たら親戚や友人、隣保の人達だって お線香をあげに

来られる人も多い、、できれば綺麗な顔で会わせてあげたい、、

との思いから 今は安置、打合せが済むと すぐに化粧をします。

さらには「家族の誰かが読むお別れの手紙」や、湯かん納棺時

ただ、身体を拭くだけでなく、葬儀の時に必要な「よくある質問」

的な話を何気なくする事で、家族が礼儀作法で世間に対し余計な

神経を使わなくて良いように話しています。 ある葬儀では家族が

看病疲れのまま葬儀になり、会葬者の見送り挨拶を 立ち並んで

行ったとしても最悪の場合、家族が倒れる事もあり得ると判断し、

全員が座って挨拶する旨を 司会者に告げて貰いました。  また

口やかましい親戚が居る時にも この葬儀は故人の希望であり

生前故人が決めてあった内容である旨を 司会者からマイクを

通して伝えさせるなど、、多少の嘘があったとしても、、、時には、

会葬者に多少の無作法があったとしても 僕が家族ならこうする。

そんな感覚を最優先してきた結果、いつーの間にか葬儀全体が

あんしんサポートオリジナルになったようです。 当時は200名弱

なら100万円は切る料金でしたが 地元紙に一般葬儀社価格の

40%料金と紹介されました。  あんしんサポートで100万円の

葬儀なら一般では250万円は掛かる、、が、記者の調査結果

らしのですが、僕の中では葬儀に100万円自体、安いと思えず

どうしたら良いかと日々考えていたのです。 その流れを変える

出来事がNPO設立から10ヶ月経った頃、、千明専務の父親が

亡くなった事がきっかけとなって、、前進するのです。・・・つづく

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