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数日前、火葬パックや葬儀パックの内容を書きましたが、読んでくだ
さる方々から数通のメールが届きました。 パック内容の文字を見て
何となく内容は分るが、、良くは分らないので教えて欲しい、、、どの
メールも同じような内容でしたので 本日から葬儀用品を一つひとつ
内容や詳細を写真も含めて書いていこうと思っています。
言われてみれば この仕事に携わるまで「経帷子」、、読み方さえも
分らず当然何のことかサッパリ、僕自身がそうだったのですからね。
ちなみに「経帷子(きょうかたびら)」と読み、白装束のことです。
皆さんの中で これなに?って思う事や物があったら メールでも
良いし下のComment からでも良いので何でも質問してください。
また、、葬儀という儀式を利用し葬儀社が作ったしきたりのような
本当は全然無視して良い事でも 当たり前のようにはびこっている
変な業界でもあるので なぜ? 何で?って思う事があったら書いて
ください。 本当に必要か不要かなど偏りの無い意見を書きますね。
さて、第1回目は「寝台車・遺体搬送」です。
ストレッチャー、、人を寝た状態で運ぶ台車で救急車や病院で見ま
すが、そのストレッチャーを積んでいるのが寝台車です。
料金は陸運局で決められ算式があるのですが 普通車10kmで
約12.000円ほどが基本です。この10kmですがタシクーのように
乗った場所から降りた場所ではなく、車庫→病院→自宅→車庫
この合算で10kmですから よほど近くないと10kmでは無理です。
あんしんサポートでは20kmを基準として設定していますが
実際は、とんでもなく遠い場合以外は20km料金で計算します。
また、お迎えの際、取っ手の付いた布にくるんで搬送しますが
防水のシーツで 自宅の布団にもそのまま寝かせます。(写真)
専門の業者に依頼すると良心的な会社でも 搬送費+シーツで
税別でも25.000円ほどは掛かるのですが、医師が発行した死亡
診断書を所持していれば 自分たちの車で運んでも法的には何の
問題もありません。 最愛の家族を病院から自宅まで運ぶ場合、、
業者に依頼するか自分達で連れて帰るかは事前に家族で相談し
自分達で連れて帰りたい意向なら、依頼する葬儀社と打ち合せを
しておけば、直前なら葬儀社が防水シーツを先に渡してくれる事も
あるかもしれません。 ・・・つづく
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103話の「一年忌法要・白幕飾り」は本日が本番でしたが写真が
届いたので早速アップします。 集まった親族26名と菩提寺住職の
27名で一年忌の法要を自宅の一室で執り行ったようです。
法要に来た住職が、法話の中で白幕にも触れたようで住職曰く
「この祭壇を作るには何時間も掛かったはずだしプロの仕事です」
と何度も誉めてくれたそうです。その話を聞いただけで作った僕は、
嬉しくてウルウルしちゃいました。 見る人が見れば簡単ではない
のは分って貰えるのが分っただけでも満足です。
今回使用したのは物は下記の通りです。
「白幕360×270が4枚(幕を止める白画鋲)」
「木製三段 後飾り祭壇」「生花台2台」「花額」「額後照明」
「グリーンセロファン」「2700突っ張り棒4本」「生花1対7.350円」
ですが「アイデアと労力と時間が」を費やしてでも したあげたいと
思う心というか、、気持ちが お褒めの言葉に繋がったのでしょう。
あとは葬儀の時に使った灯篭類と果物を葬家で揃えました。
自宅での安置や、葬儀に白幕を張るのは極々当たり前の事ですが
49日忌明や一年忌などの法要にも白幕を使った祭壇のパターンが
新たに生まれ、、また一歩 ご葬家に、、無料の感動を提供できる
ことが分りました。 今回は一年忌でしたが 来月あたりにでも忌明
法要で作ってみたいと思います。・・・つづく
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葬儀の料金設定は、、その葬儀社の人で無ければ、、他葬儀社の
人では分らない、、業界の人が見ても分らないほど不明瞭なのです。
どんなに安いパックやプランが提示されていても支払い時には
高額葬儀になっているのが普通と言っても過言ではありません。
その点では地域の葬儀費用がいくらなのかを正確に把握するのは
難しいのが現状です。 ネットを見ていると 「日本消費者協会」が
平成15年に調査した、などと書いてありますが調査件数がほんの
数件程度で あまりに少な過ぎてとても調査結果とは言えません。
でも、消費者の人達が求める算出方法は?と言えば 皆さん結構
同じ感覚を持っているのです。 それはこんな形式です。。
「最低限必要な基本セット」+「料理・返礼・花・会場費使用分」
ようは、基本セットに入っているもの、 入っていないものが明確であり
消費者が予想しない追加項目が無ければ良いのです。
昨日の「サービスプラン火葬」は最低限必要な物だけセットしました。
あとは必要な物があれば追加すれば良いだけです。
本日掲載する案は「あんしんパック葬儀」と呼べる家族葬・一般葬
両方に使える最少パックにしようと思っています。
◇基本料(担当者・アシスタント・役所手続・会場設営・安置設営
僧侶使用葬具一式・お清め世話係)
◆病院からの搬送(防水シート・県内搬送)
◆安置施設(安置部屋・安置具一式)
◇枕飾り一式(経机・香炉・りん・線香類・蝋燭・蜀台・一輪挿)
◇ドライアイス(2.5㎏×6本)2回
◇野位牌(火葬場で使用) ◇白木位牌 ◇七本塔婆
◇経かたびらセット ◇守り刀
◇遺影(四切カラー) ◇受付一式 ◇看板・門標
◇納棺師(湯かん・納棺先導) ◇果物盛
◇後飾り祭壇(49日まで遺骨安置・忌明法要祭壇)
◇布棺一式(6.0尺布棺・掛敷布団・杖)
◇骨壷一式(7寸箱入り)
◆火葬場までの霊柩車
以上が全てセットされた「あんしんプラン葬儀 280.000円」です。
追加は「飲食」「返礼品」「生花類」「司会」「会場費」などです。
司会を外したのは、20名程度の家族葬なら司会不要だからです。
勿論、葬儀規模が大きくなれば、施行時のアシスタント数は増える
のですが それも必要な分だけ加算するので葬家でも簡単に計算
できるようになるでしょう。 ただ、昨日も話したように「搬送車両」
「自社施設」の所持が最低条件なのは確実です。 ・・・づづく
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