80．県外からの電話

群馬の病院に入院している母親の事で相談したい、初めて電話で

連絡を頂いた時の言葉ですが　耳慣れないイントネーションなので

どうも群馬の人では無いようだと思えたが　ご本人は九州の出身で

現在は関東の他県在住だそうです。　電話での内容を要約すると

母親が県内に入院しているのだが　思わしくない状況で万が一に

備えておきたいと色々電話を掛け　あんしんサポートに辿り着いた

ようです。が、何度か電話でのやり取りをして　事務所に寄る予定

だった日、、、入った連絡はご逝去の知らせでした。

結果的に何の打ち合せもしないまま、とりあえず病院に駆けつけて

みると搬送先も決まってない状況、県外の方なら　それも仕方ない

と暫く家族の判断を待ったのですが　結局、我々のほうで安置先を

探すことになったのです。　　幸い安置先はすぐに確保できたので

搬送しご安置しましたが　そこから葬儀の打ち合せや宗教者決め、

予約や依頼など何を決めるにも正直、、、大変でした。

二家族の意見が合わず　中々決められず葬儀の大枠が決まった

のは夜中で　宗教者への連絡が取れず 正式には翌朝の決定だと

念を押しておいたのですが、仮の時間を職場に伝えたようです。

案の定、寺の都合が合わず葬儀時間や火葬時間を変更する事に

なったのですが、宗派が決まっており、、寺は家族の希望した寺で

ある為、、我々にはどうすることも出来ない状態でした。・・・つづく


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