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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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昨日書き忘れましたが、故人の居住地である高崎市斎場には

霊安室がありません。 一部屋だけ和室の安置室がありますが

基本的には通夜をされた方が、翌日の葬儀まで使用する部屋

なのです。 そこで、今回のように隣接ではありますが、隣の市で

ある前橋市の施設に安置するという事も起こるのです。

あんしんサポートなら、移動の寝台車や 霊柩車費用の加算も

無いので費用的には問題ありませんが、一般の葬儀社だとしたら

移動や搬送費用だけでも あんしんサポート火葬パック5万円を

上回る費用の加算になるはずです。 

費用の心配などせずに済む人達にとっては理解できないかもしれ

ませんが、お金の無い人達にとっては、ほんの数万円でも大きな

ことですし、後々の自分達の生活だって圧迫するのです。

そう思うと、できるだけ早い時期に誰でも安価で利用できる安置

施設を作りたいとは思いますが、どうすれば費用の捻出ができる

のか? 安置施設を承知で貸してくれる物件なんてあるのか?

などなど・・・いくら考えても答えの出ないことばかりです。

時々、お金持ちの人が これ使って!って物件提供してくれたら

とか・・・ このお金で建てて!なんて寄付してくれないかなぁ・・・

などと千明がくちにしていますが、そんなに甘くはないですね。

いずれにしても、一般消費者や高齢者などの弱者の支援には

絶対に必要な安置施設なので、次の目標に設定して頑張る

しかありません。 いつか、この紙面で施設完成!って書きます。

ところで、今回は前橋市の施設から 高崎市の斎場まで当日に

移動して10時火葬だったので、前橋の施設を午前8時45分に

出発したのです。 いかんせん、朝の時間帯は混雑状況によって

到着時間も大きくずれるので ある程度の余裕を見て出発です。

途中、故人のお母さんを乗せて斎場近くまで来ると5分ほど早い

のが分り、すぐに高崎では一番有名な白衣観音の正面にある

道まで走りました。「お母さん、高崎で育った故人だから 最後に

観音様を見せてから斎場に行こうね」 そう言う僕にお母さんは

「思い出の場所を通るなんて、なんだか有名人みたいですね。

あ、観音様が見えた、見えた 良かった良かった」と言って喜んで

くれました。 火葬場には 家族や仲間達が集まっていてくれた

のですが、たった5分だけ車のハンドルを逆にきるだけで、故人を

送るお母さんの心に思い出を作ってあげられたのです。

仕事を淡々とこなすのでなく、今、この時に何をすべきか 家族と

同じ目線で、同じ感覚で行なえるのが あんしんサポートの葬儀

なのかもしれない。 我ながら改めて感じた日でした。・・・つづく

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