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たまに耳にする適職とか、天職って言葉があるでしょ?
1つの仕事をずっと続けている人もいるでしょうし、何度も何度も
仕事を変った人だっているでしょう。 ところで今までしてきた仕事
の中で、適職とか、天職だと思える仕事はありましたか?
国語辞典で調べるとですね・・・
適職 ・ その人に相応しい仕事とか、その人の能力や才能に
合った職業のことを指すようです。
天職 ・ その人の天性に合った職業という内容の列記が多い。
そこで過去に色々な仕事をしてきたので、改めて振り返ってみると
仕事の中には、好きでは無いが好結果の出る仕事ってのがある。
これってある種の適職なんだろうと思う。 自分の中にある能力や
才能で他の人より良い結果を出せる事が多いのです・・・だけど、
僕自身はちーっとも好きじゃないし、嫌いと言っても良い仕事。
それは営業です。 あんしんサポートでは無く、美容室の経営を
する株式会社設立の前は美容室を周る営業職でした。
でも好きではありませんし、美容室の先生と呼ばれる美容師に
頭を下げて物を買って貰うのも好きじゃない。 初めて美容室の
営業をしたのは確か・・・26才の頃だと思うけど 先輩の営業に
連れられてお店に入ると やたら上から目線で文句を言う美容師
さんに対し、頭を下げながら材料を買って貰うのを見て言います。
「なんで あんな言い方されなきゃならないの?」するとその先輩は
言います「うん 俺も初めはそう思ったけど今はお金に頭を下げて
いると思っているから平気だよ」だそうです。 この先輩の言葉は
残念ながら僕には理解できませんでした。 毎日違う先輩と同行
するのですが、皆さん似たようなもんです。 ある時、社長に聞くと
「お金に頭を下げると思ってれば良いんだよ」との言葉に なるほど
社長の考え方だったのかと分りました。 でも、僕は従う気などなく
どうしたら頭を下げずに売れるかを考えてる頃、美容業界に税務
署が集中的に入っているとの話が出て、どこの美容室に行っても
その話しばかりでした。 そんな中、ある美容室で聞いてみます。
「ところで先生、勘定科目の仕訳はどんな風にしているの?」と
聞く僕に「はぁ? 仕訳ってなに? 勘定科目ってなに?」と言う
のです。 聞いた僕のほうが「えっ?!」です。 そこで聞きます。
「んとね・・・経費ってあるでしょ?」 「うん!あるある」と身を乗り
出して来ます。続けて僕は「経費ってどんなのがあって、どんな名
目にしているの?」すると「あーなら簡単よ、まずはお米でしょ!」
「はい?・・・米ですか? なんで??」その美容師さんはすかさず
当然といった顔で言います「だってご飯食べなきゃ動けないでしょ」
思わず笑ってしまいましたが、考えようによっては、なるほどですね。
そこでこんな風に言いました「先生さぁ、ご飯は誰でも食べるよね
当然だけどサラリーマンだって食うよね。 でもサラリーマンは経費
として経費計上できない。 なのに、何で美容師さんは経費と
して計上できるの? ねっ変でしょ。 だから経費ではありません。
でもね、そのご飯を店員さん全員に出せば会議の時なら会議費
普通の食事なら、福利厚生か現物給与って事なら通るかな」
って言ったのです。 すると「ねぇ じゃあさ・・色々教えてよ」って
言われたのですが、その頃は一日に25軒の美容室を周らなきゃ
なので「ごめん 急がないと周りきれなくなっちゃうから今度ね」って
切りかえします。 「今度いつ来るの?」 腹の中ではこんな話
いくらしたって何にもなんねーし・・・と思ったので「注文が無いから
再来週あたりかな?」と言うと、その先生がスタッフに言います。
「何か頼む物ないの?」スタッフは別の材料屋さんならありますけど
○○さんは無いですね。 すると、先生は「ねぇこれと同じような
物はあるでしょ? それで良いから出来るだけ早く持ってきて」
この先生、先ほどの話しの続きが聞きたくて仕方ないのです。
普段なら、あの材料とここが違うのどうの・・ってうるさく言うのに、
似たような物なら何でも良い?! 何かのヒントが得られた気分
です。 この一件で、トップセールスに這い上がるきっかけを掴めた
のですから 何が幸いするか分りません。 まだ何かが掴めた訳
ではなく、おぼろけながらに「もしかして・・・」程度の感覚の中、
この感覚を忘れないうちにと思って、翌日には注文の材料を
届に行ったのです。・・・つづく
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