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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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NPO法人としてスタートしてからは 葬儀とは、、葬儀のなんたるかを

信頼できる業界の諸先輩の仕事を見て、、聞いて、、できることなら

何でも手伝って学び覚える日々でしたが 当初は棺がいくらなのか、

骨壷がいくらで 位牌がいくらなのかも全く分からないスタートだったし

業界の人達は 自分の仕入れ業者や価格を教えてはくれません。

今から思えば 素人に毛の生えた程度の知識だけで 良くやれたと

思う反面、、業界で育った人間ではないからこそ 業界の常識よりも

消費者感覚で葬儀を見られた事が あんしんサポートには良かった

ような気がします。 またお願いする各社それぞれにいい所もあれば

ん?って思う部分もあるけど その良い部分のみを学び 自分達の

オリジナル葬儀を作り上げれば 相当レベルの高いものになるはずと

思ってきましたが 間違って無かったようです。 霊柩車以外の事も

色々ありますが それらの話はまた別の機会に書くとして 今回は

霊柩車に絞って話を進めます。 前回書いた 国保から支給される

埋葬料5万円の話が 霊柩車取得の最初のきっかけですが我々の

ようにポツン、、ポツン、、と葬儀を依頼される程度では 車両確保で

掛かる月々のランニングコストが大き過ぎて、、、それなら 高くても

その都度の経費で済む 搬送業者依頼のほうが得策だと判断。。。

会社の身体が大きくなるまで 霊柩車の件はお預けと思っていたの

ですが ある葬儀で家族から「故人が長年住んだ家が近くにあるの

ですが 出棺したらその道を通って貰えませんか?」と言われました。

その葬儀では市の霊柩車を使用しており 運転手さんに その旨を

伝えると「本来は家族から通る道の指定は出来ませんが 道一本

なので 今回だけは良いですよ。でも、次はありませんよ」と言われて

運転手さんの好意で 家族の意向に沿えたのです。 その時思った

のは「病院からの搬送」や「自宅からの出棺」の時 思い出の場所

とか、ずっと暮らした風景の中を、故人に見せながら 語りかけながら

走ってあげられたらなぁ、、でした。 これが自社の霊柩車を持ちたい

そう思った2回目なのです。 これを裏付けるような事を この葬儀の

2ヶ月後、、家族から聞かされるのです。 群馬県北部に沼田市が

あり そこから車で30分ほどの距離にある山間部での葬儀依頼が

事前相談であったのですが 地元前橋から車で1時間半の事もあり

当社にとっては初めての地域での葬儀でもあるので 病院から自宅

までの搬送にいつもの搬送業者では 相当な金額になると判断し

自分達で運べるようにと 搬送に使用する布団類を事前に預けて

おいたのですが 後からご家族に聞かされたのは、 沼田の病院から

椎坂峠を越えるとき、、車中で「ほら父ちゃん、、椎坂だよ。もうすぐ

桜の花も咲くよ」って声を掛けながら自宅に戻ったのだそうです、、、

自分の車で運ぶのは大変だったけど 話をしながら、、見慣れた街

見慣れた景色の中を 自分達のペースで走れたので良かったと聞き

2ヶ月前に感じた家族の思い、、やっぱそうだったのかと改めて実感

させてくれた葬儀になりました。・・・つづく
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