338．４０年ぶりの再会なのに 同級生って心が許せるみたいです

今日は、１ヶ月前くらいから両親に万が一が訪れた時の相談をと

４０年ぶりで新聞記事を見て連絡をくれた同級生と再会した。

隣接市の実家での待ち合わせだったのですが　１０月からずっと

駐車場に停車しっぱなしの霊柩車認可が下りたので　最終的な

手続きに入り、時間の掛る希望ナンバー登録料の支払いをしに

前橋陸運支局に寄ってから行く事になっていたのです。ナンバー

登録料を払って終わらず、、別館でユーザー車検の事を聞いて

２階の申請相談窓口で 久しぶりに会った担当者に最終申請は

何が必要なのか、、いつまでに行うのか等を確認してたら 予定の

時間を３０分ほど超過してしまいました。　支局を出るとすぐ電話

して　これから向う旨を伝え　同級生宅に到着したのは　正午を

少し過ぎた頃で　自宅を見せて貰い　お父さんと少しだけ話をし

僕ら二人と同級生親子４人でランチです。　ランチ先も同級生の

経営する中華屋さん。  色々話を聞くと両親４人を抱え、３人は

病気、、ご主人は事業をしている人のようですが　今のご時世で

大変なのは何処にでもある話です。　ただ、同級生の彼女は、、

とにかく明るく前向きな人だし　人の悪口は言わないし僕の聞く

限りでは　すんごく大変な生活に思える。前橋ではパート仕事

をして義理の両親の食事の世話をすると翌日は伊勢崎の両親

の住む実家に行き、病院に連れて行ったり食事の用意、、これを

毎日繰り返しているようです。　それも、、自分では運転できない

ので電車とバスでのこと、、どう考えても大変だろうに、明るく話を

する彼女にちょっと違和感を覚えながらも話を聞いていたのです。

父親が昨年末に肺癌だと分って　どうしようと思ったようですが、、

年令が８０才を超えているので　多分、進行は相当遅いはずだし

８１才なら、、ぶっちゃけ男性の平均寿命はクリアしているわけで、

お父さんには「いままで通り、、タバコを吸って好きな物を食べても

簡単には進まないから大丈夫ですよ」って話すと嬉しそうにニコッ

として「そうかね」って笑ってくれました。　食事を済ませて　自宅に

お父さんを送り、、彼女を乗せて前橋の事務所に戻ってお茶を

飲みながら話をしている時、「頑張るのも良いけど、自分が壊れ

ちゃったら何にもならないんだからね」って言うと　普段は人に言わ

ないらしい話をする中で　涙ぐんでいました。 何十年ぶりで会った

のに、、やっぱ小学校からの同級生なんですね。。何処かで気を

許せる何かがあったようです。　会員登録をして帰りましたが、、、

彼女の実家に万が一が起こりそうな時は、、あんしんサポートの

代表として、また、同級生として精一杯のちからになってあげたい

折角、僕を訪ねてくれた彼女が「武井君に相談して良かった」と

思って貰えるように頑張るからね、、心の中で、、でしたが　そんな

風に思いながら　彼女を自宅まで送って行ったのです。・・・つづく

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337．折角の好意なら 対象者全員が受けられるものにしましょうよ

今朝、、故人の居住区である市役所から電話があり、当市では

１００歳以上の方が亡くなると　生花スタンドを一基、市長名で

出すのですが、葬儀は何処ですか？という電話が入って 千明が

対応していました。 今日は火葬だけなので俗に言う葬儀は無い

のですが、、と答えると、、では出す場所もありませんね。と電話を

切ったようですが、ちょっと考えさせられる会話です。 いかがです？

生花スタンドは群馬の場合２段で１５．７５０円税込が普通です

まぁ、 いつも利用する花屋さんなら１割くらいは安いかもしれない

ですから１４．１７５円だとしても　祭壇を飾るような葬儀が出せる

人達にとっては「生花スタンド」が市から届くのは　非常に結構な

事だし、、何もしない市が大半の中にあって、、さすがだと思う。。

ただ、葬儀が出せない人達には　生花が不要なら「お花代」と

して１万円でも包んでくれるくらいの気配りがあったらなぁと思った。

生花なら出すが、、現金では出さないんだとしたら　それは花屋

さんの為にしているの？　或いは市長の名前を売りたい為なの？

って思われても仕方ないと思う。　似たような物に長寿の人達に

配る「金杯」や「額縁」なんてのもあるようですが　どうかと思う。。

仮に２．０００円や３．０００円の物だから現金では　って言うなら

商品券だって良い、、送る人の感覚より貰う人達の感覚を優先

させる。。これが、行政、、、うむ、、行政だけでなく一般企業の

理念だって最優先されるはず、、だから消費者は　その企業は

自分達にとって必要な存在だと認め、沢山の人達が利用するし

沢山の消費者に利用される企業は　当然、成長するし大きくも

なるし　店舗数も増えるから　更に消費者は利用し易くなる。。

企業とは　こうして成長するものですが、行政だって同じことです。

せっかく、、他の市より消費者にとって良い事をするのなら、もっと

感覚を鋭敏にして　全市民が恩恵にあずかれる方法論を是非

検討して欲しいと思うのです。　本日の葬儀は昨日の搬送から

始まって自宅に焼骨が戻るまで全て込みで８９．９００円です。

それ以外に一切追加もありません。昨日書いたように当社所有

している霊柩車が動けば、、５０．０００円で済ませてあげられた。

でも、まだ搬送業者さんを利用しているので　病院からの搬送、、

自宅から火葬場までの霊柩と搬送シートなど含めると　どうしても

４万円～５万円が掛る、、こう書くと搬送業者が高いんだと思って

しまう人も多いでしょうから　当社で使用している搬送業者さんの

フォーローをすると　群馬県内の搬送業者さんの中では　非常に

良心的な会社です。　一回運んで安置して７５．０００円だとか

８０．０００円なんて取る葬儀屋のほうが多いからです。　中には

当社で３９．０００円の棺を　１０万円以上で別途に売りつけて

搬送費と合わせて２０万円近くも　ふんだくるような葬儀社の話

だって聞きます。。ちと、、話がそれましたが、行政は折角の好意

なら　全市民が対象となる方法論を考慮して欲しいし　中には、

無知な消費者を　口車に乗せたり、、押し付けたり　ふんだくる

ような葬儀社だってあるんです。　だから、生きているうちに死んだ

後の事まで考えたくない、、なんて甘ちゃんな事を言ってないで！

自分や家族が後悔しないように、、前もって対処しておくことです

あ、ひとつだけ付け加えると　大手だろうが　小さかろうが、或いは

互助会だろうが　ＪＡだろうが、、老舗葬儀社だろうが、、会員に

なっただけで安心していたら大間違いで、、担当者と直接会って

「我が家の考えと財布事情をハッキリ伝えて正確な見積を取る」

納得が出来なければ、、財布事情と合わなければ、納得できる

までは何回でも　何十回でも相談を続けることです。　それとね。

実際に葬儀をした人達が世間に居るはずですから　その人達に

葬儀後の本音を聞いたり　評判を調べればある程度のことなら

分るんじゃないかな、面倒がらずにね。家族の為ですよ・・・つづく

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336．新聞記事を見て救われたいう老女、、やはり助けられる人は居ると実感

今日の朝、、８時を過ぎた時、千明からの携帯電話が鳴った。。

葬儀の搬送依頼か、、何かの連絡電話か戸惑う時間帯ですが

電話に出ると搬送依頼とのこと。　事前相談はされていない方の

ようで「搬送社」といくつか指示を出して電話を切りシャワーをする

歯磨き、シャンプー、少し熱めのシャワーで目を覚ます。何十年も

続けてきた１年３６５日の日課である。　約５分のシャワータイムが

終了すると身支度をして　すぐに家を出る。　今日の群馬は寒い

２月に入って暖かい日が続いてきたが、、今日は風も無いのに、、

底冷えするような曇り空でした。事務所に到着すると電話内容

からして火葬の可能性大なので「枕飾り」「棺」「ドライアイス」の

準備をしていると千明も到着、、準備を整えドライアイスを取りに

行く途中で　詳しい話を聞く、、火葬だけの葬儀を希望している

らしいが自宅ではなく、、直接斎場に搬送したいと聞き、すぐに

故人の居住地である高崎市斎場に電話するが　通夜室と呼ぶ

和室がひとつだけで、、その和室も予約済みとの事です。 ならば

どうするか思案し「前橋に親族親戚が居たら霊安室に１日安置

明日の火葬」これなら３．０００円だけで済む、、だが親戚は無い

可能性のほうが高い、、とすれば「渋川の斎場に市民外として

安置６．０００円・火葬３０．０００円で計３６．０００円」のほうが

民間安置施設を利用するよりも、、搬送車代を含めると低額に

なるなどいくつかの案も考えました。が、一番良いのは自宅安置

翌日に高崎での火葬だからなぁ、、などと言いながら指定された

病院の受付に到着すると　一人の老女が待っていてくれました。

簡単に挨拶をすると亡くなったのは午前３時過ぎだという。え？

今はもう９時３０分ですよ？？と聞くと２４時間対応しているか

どうか分らないので午前８時まで待って電話をしたのだそうです。

幸い、病院では親切な対応をしてくれたようでした。　さて、、、

いくつもの案を用意した、、どこに搬送するかの話をしました。

「高崎斎場に電話をしたら通夜室の予約が入っていて搬送でき

ないのですが　自宅に安置できるスペースはありますか？」という

僕に対して「はい　あります」との答えにホッとする。　初めて話を

した方なので　すぐに費用を伝える「火葬終了し骨壷まで含めて

総額８９．９００円で、基本的に追加料金は発生しませんよ」

話をしていた老女の顔がほころんだ、、死亡診断書を医師から

預かって自宅まで搬送しドライアイス処置をして納棺、枕飾りを

準備、、始めに「末期の水」をとって頂き、線香をあげてもらうと、

暫しお話をしたのです。　亡くなったお婆さんは１０１歳だと言う。。

ただ、ご主人の育ての親ではあるが戸籍上は他人とのこと、その

ご主人も透析と痴呆で入院中、、電話をくれた７０才目前の

女性一人で夜中に４時間の仕事をして入院費や生計を立てて

いるだと言う。 先月１６日に新聞掲載されたのを見て救われたと

思い　早めに連絡しなきゃ、相談しなきゃと思っていたんだそうで

すが　日々のバタバタに追われ　延び延びになっていたそうです。

「ごめんね、、もっと安くしてあげられなくて、、」という僕に対して

「いえいえ、、ありがたいです」と笑顔で言ってくれました。　でも、

すぐに「実はお墓も無くて、、新聞に散骨の事が書いてあったの

ですが、、、」と心配そうに言うので「合同散骨なら４月８日実施

予定ですし　全費用は１０．０００円ですが良いですか？」という

僕にまたまた　ニッコリ笑って「宜しくお願いします」と言ってくれた。

僕の言った「ごめんね、、もっと安くしてあげられなくて、、」の話は

もう少し後なら「日本一安い５万円火葬」がスタートするのに、、

との思いがあったからです。　今は寝台車と霊柩車の２回依頼

するだけでも４万円～５万円の出費なので　棺や骨壷、線香具

一式、役所手続き等々を入れると５万円火葬なんて 現状では

到底無理だからです。　それでも、今回の火葬と散骨の総額で

９９．９００円ですから低費用と言える総額だとは思います。

今日の方だけでなく、、低費用の葬儀や低費用の焼骨供養で

助かる人達は沢山いるんだろうと　改めて実感です。　早速、、

明日にでも記事を書いてくれた記者さんにも　記事のお陰で、、

助かった人が実在した事を報告しておきます。・・・つづく

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