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翌日の午前11時、市役所に死亡届の提出をしますが、これが
中々時間が掛るのです。 届出してから埋火葬許可書発行まで
1時間は待たされるのが当たり前なので、提出が済んだ11時30
分、早めの昼食を市役所内の地下にある食堂でとります。
行政の食堂は何処に行っても安く食べられて便利です。
午後1時頃、葬家に行き納棺です。 たった二人だけの納棺で
すが、その時こんな話しをしました。
「世間では年間3万人以上の人が孤独死で亡くなっており数日
経ってから発見された・・・なんてのは珍しい話しではありません。
また誰も引き取ってくれないご遺体だって沢山あり、その場合には
管轄の行政が処理をします。 お婆ちゃんは子供達に看取られて
娘達に納棺をされ、火葬され、焼骨の大半は散骨にして自然に
還し、少し残した焼骨は、入院中のお爺ちゃんの焼骨と一緒に
して撒いてあげたいと、考えてくれる娘達が居てくれたのですから、
充分に幸せです。 あとは、娘達や孫達が、日々元気な笑顔で
過ごしている姿を見せてあげる事が、最高の供養ですよ。 だから
姉妹喧嘩をせずに、仲良く笑顔で過ごしてくださいね」
腐敗遅延に使用しているドライアイス6本は外して、ひとつひとつ
包み直すと、半分以上溶けて小さくなっています。 この季節に
冷房の無い部屋では仕方ないです。 火葬前日の早い時間に
納棺をした理由のひとつは、このドライアイスです。 早めに納棺
すれば棺の中がドライアイスで冷えて、冷蔵庫状態になってくれる
からなのです。 そうすれば、ドライアイスは最初に入れた1回で
済むので追加費用が掛りません。 うちの場合は15kg(2.5kg×
6本)で8400円ですが最初の1回は5万円火葬支援パック内に
入っているので 余分に追加費用が掛らないのです。
この辺は改めて葬家に説明しませんが、節約できる部分は我々
葬儀施行をする者が 考慮してあげれば良いことだと思います。
実はこの部分が葬儀費用の恐いところでもあって「ドライアイスは
1日に1回の交換ですよ」って言えば、家族は誰も反論をしない
でしょう。 3日間なら2回の追加費用は加算できます。同様に
「普通は・・・」「一般的には・・・」と言ってから 生花は、棺は、
骨壷は、返礼品は、料理は、と言えば、何度か葬儀経験のある
程度の素人さんでは、反論は難しいでしょうし、言いくるめるのは
簡単ですから葬儀費用を50万円高くするのは簡単なのです。
これが高額葬儀になる最大のポイントです。
もっとも、追加をしなければ葬儀が出来ないパック金額を堂々と
葬儀ができるかのように うたう葬儀社が圧倒的なのも問題です。
費用を抑えようとするのも、ふんだくろうとするのも、葬儀社と担当
する人の考え方次第なのです。
表面的な部分だけでなく、会社や、葬儀施行を担当する人の
本音までしっかり見据えて依頼しないと、大きな後悔をする事に
なるのが現状葬儀です。 葬儀内容(返礼品と料理の内容と
料金含む)、費用、会社の本音、担当者の人柄、これらの全てを
事前に調べておくのが最善の方法でしょうね。・・・つづく
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