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いう希望を考慮して出した結論は、今回の母親の焼骨を一部
取っておき、お父さんが終幕を迎えた時に、一緒に撒く事にした
ので、火葬が済むと そのまま焼骨を預かって戻り粉骨にしてから、
一部は小さなタッパに乾燥剤と一緒に入れ、ラップで包んでから
幅広テープを十文字に巻いて手元で保管する方法にしました。
勿論、喉仏は別の容器に残してあるので、自宅の仏壇や茶箪笥
などの中に可愛い入れ物に入れて安置すれば、お盆も お彼岸も
関係なく、いつも家に居るので いつでもお祈りできます。
それに、旅行などのお出かけでも持っていけるので、ご両親など
への孝行も遺骨になってからではありますが、出来ますね。
喉仏を自宅に安置して、あとの焼骨は自然に還すという方法は
当初考え出した時より、ずっと良い方法のようで依頼された家族
にはすこぶる評判の良い方法でもあります。
27日の火曜日午前9時、前橋の事務所に集合、依頼者姉妹
2名と我々2名の4名が乗って、群馬県北部の専用散骨場まで
1時間30分のドライブです。 初秋の爽やかな日差しの中を走り
予定通り10時30分現地に到着、千明は8日の散骨後に顔が
腫れあがった経験から、白のフード付カッパを被り、頭にはタオルを
巻いて、花粉用ゴーグルと活性炭入りマスクをして完全武装です。
知らない人が見たら、怪しい奴そのものですが、駐車場は別として
数メートルの道を渡れば誰にも会わない山に向かうあぜ道です。
前回の教訓から、今回はいつもの坂を上がりました。
1分ほど坂を上がり散骨場に到着すると 数メートル下に見える
保育園から賑やかな音楽が聞えています。 どうやら園児達が
運動会の練習をしているようです。 お婆ちゃんの散骨なので
保育園の近くに撒きました。 散骨をし、生花を供え、線香を
供えると合掌して散骨は終了です。 この季節、恐いのは蜂が
凶暴なので刺される心配もありますが、出会わずに散骨を終了
すると、すぐに前橋に向けて出発です。現地に居たのはたったの
30分です。 それでも、季節毎に変わる景色も分るし、園児の
声は一年中聞えるし、近くを流れる川の音も聞えます。
自然の中にあり、人目には触れず、子供達の声が聞こえ、季節
事に違う景色が訪れ、歩いて2~3分の距離にある散骨場は、
何十回行っても、良い場所だと思えます。
車に戻った千明は完全武装を解いて車に乗りますが、前回の
ように顔が膨れることもなく、虫に刺されることもなく、依頼された
姉妹の注文があった高崎の返礼品業者さんまで走ります。
そこで、依頼品を受け取りに返礼品屋さんの倉庫に入ったとき、
山で何とも無かったのに、町で僕も千明も薮蚊に刺されたのです。
帰りの車中、この数日間の話しが色々出ましたが、その中で
『家族目線での葬儀』が話題になりました。
今回葬儀依頼をされた姉妹も、それって難しい事だと言っていた
のですが、家族目線で行なう葬儀が難しいと、最近やっと分った
のです。 そこで、次回は『家族目線で行なう葬儀は難しい』の
話題について考えてみたいと思います。・・・つづく
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