忍者ブログ
美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
[111]  [110]  [109]  [108]  [107]  [106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

何で雨やどりしてんの?? たずねる僕に 一人の娘さんが言う

「だって鍵が開かないんだもん」 「えっ? お母さんが持ってるよ」

とお母さんの顔を見ると ニコニコ、、 「ん?なんだ??」と不思議

そうな顔をする僕に すかさず娘さんが言ったのです。。

「だってお母さんが持ってる鍵、、、倉庫の鍵だもん開きっこないよ」

事情が分り 慌てて僕の持つ鍵で開けると お母さんは苦笑いして

「すみません」と言いながら家に入り 遺骨を安置して線香をあげる

ひと段落すると 座卓を囲んで座り お茶を入れてくれたが この時

当然のように【母親の鍵間違い事件?】が話題になったのだが、、

不思議である、、父親の葬儀で皆が悲しいのは間違いの無い事実

なのに母親の失敗をみんなで笑いながら話し 何処かほのぼのと

して温かさを感じるのです。。 んと、、 なんて言えば良いのかなぁ

葬儀の日は涙を流している人が良い人、、、泣いてる人が普通で

泣かない人は冷たい人、、笑ってはいけない日、、みたいな感覚を

当然のように考える日本人が多いと思うけど この場にいた僕には

この失敗をみんなで笑える家族の優しさが 辛い心、、悲しい心、、

寂しい心を癒してくれるんじゃないかと思えた。 それで良いと思う

家族の心の中は涙で溢れているのだから あおる事より癒す事の

ほうが本当の優しさに思える。。だから ちょっとした失敗を 皆で

笑って悲しみを和らげようとしているのだと思えた。

この家族から 本当に辛い時、、家族間で必要な感覚を学ばせて

貰ったようです。 建前ではなく、冷静であり本当の優しさという点

では ある葬儀の遺体搬送の話も参考になるでしょう。 ・・・つづく


今日も来てくれてありがとう。
毎日の更新の励みにとPC・携帯両方ともカウントされる
ランキング登録をしてみました。 宜しければクリックをお願いします。
↓↓↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
にほんブログ村
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
MAIL
URL
コメント
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
代表(Owner)
性別:
男性
バーコード
最新記事
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(02/10)
(11/27)
(11/23)
(11/22)
(11/19)
(11/12)
(11/08)
(11/05)
(11/04)
(11/03)
(11/01)
(10/27)
(10/26)
(10/25)
(10/18)
(10/15)
(10/10)
(10/09)
(10/08)
(10/07)
(10/03)
(10/02)
カウンター
material by:=ポカポカ色=
忍者ブログ [PR]