36．近しい人の葬儀で学び、、後悔を避ける

親戚「会葬者が結構な人数いましたが何人くらいですか？」

私　 「はぃ　１９０名くらいだと思います　親族は５０名です」

親戚「祭壇も豪華だし　相当な費用が掛かるんでしょうね」

私　 「そうですね　高額な金額かもしれませんね」

親戚「ですよねぇ　２００～３００万円くらいですか？」

私　 「は？　１００万、、少し欠けるかもしれませんね」

親戚「えっ！？　１００万円欠けるんですか？　本当ですか？」

親戚「そんなんで　成り立つんですか？　大丈夫なんですか？」

私　 「そうなんです、、だからいつでも寄付は受付てます　ははっ」

笑って会釈をし　その場をあとにしながら（大丈夫ですか、、、かぁ

また言われちゃったな、、親戚に言われたのは初めてだ）と思った

のですが　誰かが僕を見ていたら　きっと笑顔を浮かべていたこと

でしょう。　葬儀が終わり翌日集金に伺うと　その親戚の方々との

ことが話題になりました。　無事大役を済ませた安堵感とお葬式が

予想以上の内容だったようで　普段はあまり話をされないご主人の

くちも滑らかで「同僚に凄く立派な葬儀だって誉めらたよ」との笑顔

で話してくれるし隣で奥さんはニコニコです。　葬儀が済んだばかり

なのに、、、と思う反面お二人を見て我々も満足です。　

と、突然「親戚が何か聞いたんだって？」と真顔で言われ（金額は

まずかったかな、、）と思うと同時に　ご主人がくちを開いたのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・つづく


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