40．メモリアルコーナー誕生

僕自身、 お葬式に行って思うのですが　葬儀が始まる迄の時間は

何をするでもなく　座って待つのも退屈だと　ギリギリの時間に行く

ことも多く車が混んでいたりすると葬儀が始まっている中　そーっと

席に着く、、、こんな経験は誰でもあるのではないでしょうか。

そこで　早めに着いた方が時間を潰せる場所 故人にちなんだ物を

展示してあれば と考えていたので今回の葬儀で実践してみようと

思ったのです。　それがメモリアルコーナーとして現在も実施されて

いるのです。　自然が好き、山登りが大好き　と聞いていましたので

祭壇生花は　当社依頼の花屋さんに　山の自然を、山麓をイメージ

した生花の祭壇にしてくださいと依頼しました。

そうそう　葬儀で良くある事として　清めなどの料理の数を いくつに

するか、、があるのですが　今回の葬儀でも　足りないと困るからと

若干余分に頼んだ結果　６個ほど余ることになったのです。　

葬儀経験者が言うには　通夜・本葬いずれも余った料理には　何の

手も打たずに下げられて　もったいない　と聞かされていた事もあり

子供が沢山いる親族を聞き出し　その６個は持たせて帰しました。

無事葬儀を済ませ　遺骨を抱え家路に着く時　外は強い雨でした。

出棺時　お母さんから「武井さんも家の鍵を持っていてください。

私も鍵は持っているから念の為ね」　と言われ渡されていましたが

斎場で少し用事があったので　家族の皆さんには先に家に向って

貰ったのです。。。が、僕が葬家に着くと　雨の中　皆さんが軒下で

雨やどりしていたのです。　ん？なにしてんだ？？ と 覗く僕を見た

家族の一人が「あ！来た来た！！」　　　　　・・・つづく


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