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現在主流の湯かんは「簡易湯かん」と呼ぶ方法で 洗浄綿で親族
皆さんが身体の手足など露出部を拭く方法なのですが この時間
より早く姉妹二人だけで お父さんの身体を拭いて貰い 姉妹間の
わだかまりが少しでも解消されたら、、、、 親族の中にはひとりや
ふたりは 必ずくちうるさい人がいますので 姉妹で対応させれば
以前の姉妹に近づけるかも、、、、と思い実行しました。
今は姉妹の仲も戻ったので もし、この文章を読むことがあったと
しても笑い話しで済むはずです。 余計なお世話かもしれませんが
葬儀で家族間の仲違いは結構多いのです。 でも、我々も含めて
誰も気分の良いものでもなく なに一つ良いことはないのですから
我々のちょっとした気遣いで仲直りできるなら いくらでも努力する
つもりです。 この葬儀ではもうひとつ大切なことを学びました。
それは 後に残った母親が配偶者の死を知ったからなのでしょう
体調を崩したのです、、本葬儀は初めから自宅安置を予定してた
ので良かったですが 最近の傾向として自宅は大変だからという
理由で民間の施設に直接搬送する家庭も多いのですが 老人が
居る家庭の場合、、老人を優先した流れを考えるべきでしょう。
本葬儀を例にすると 病院から運ばれて来た時、、お婆ちゃまは
翌日の午後まで起き上がっていられる状態では無かったのです。
それから民間施設で寝所があると言っても そこは慣れない場所
であり 状況的にも平常心ではないのですから自宅のような訳に
いかず、、、殆ど寝られない人のほうが多いくらいなのです。
その点からも 安易に施設の利用を決めず 事前に検討すべき
事項に思えます。 また、墓地を将来どうするか、が課題となった
最初の葬儀でもありました。 ・・・つづく
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