111．ドライアイス・守り刀

本日は「ドライアイス」と「守り刀」の説明をしましょう。　

ドライアイスはみなさんご承知の通り　物を冷却する際に使用する

もので二酸化炭素を固形化したものです。　あんしんサポートでは

2.5㎏×6本を初回に入れて　ご遺体の腐敗を防ぎます。

当てる場所は開口部や動脈、、腹部などです。　一般の葬儀屋さん

は１日１回入れ替えるようですが　我々は必要分だけ入れます。

今まで2回以上入れた事がないので　よほどの環境でなければ4日

程度なら　2回でも間に合います。 大した違いではないようですが

仮に１回１万円だとすれば　これだけで２万円の差がでるのです。

勿論、必要量は使うのが前提での話しです。　差が出る理由は、、

最初に入れたドライアイスは全部無くなっている訳ではなく少量は

残っているので　それをまとめると１本分や２本分にはなります。

それも使用することで、新たな補充が必要なくなるってことです。

我々がほんの少し手間を掛けるだけで　葬家の費用負担を軽減

できるなら容易いことです。　そして、、守り刀（まもりがたな）です。

安置した布団の上に置く「刀」「釜」「懐剣」のような刃物の事です。

これは、死臭に集まってくる魑魅魍魎（ちみもうりょう）から　自身を

守る為の刀で　冥土への長き旅の道中に使用すると言われます。

本物は銃刀法があるので使えませんが　刃の無い刀もあれば農家

では草刈釜を置く地方もあるし　火葬用の懐剣の形をしたものまで

色々あります。　明日は白木位牌類です。　　・・・つづく


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