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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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「葬式にいくら残しておけば良いんですかね。   やっぱ百万円は掛

るんですか?」この百万円という数字、何を基準に誰が言ったのか

分りませんが、多くの人達から聞かされました。   その度に言います

「葬儀をするのに そんなに費用は掛りませんよ」  しかし、自信の

無い発言ですから きっといつものような 強気な発言では無かった

でしょう。 から元気では説得力はないですよね。 市役所に滞在し

てたある日、時たま死亡届けを提出した人が居て 手元を見ると

「埋葬料七万円」の文字を見つけるのです。 あとで調べると国民

健康保険から七万円支給されるのなら、七万円で火葬できれば

良いんだ!でした。 この七万円ですが、翌年の四月から五万円に

支給額が下がったので五万円火葬となったのです。 それからという

もの、会う人、会う人みーんなに 国保からの、支給額五万円で

火葬出来たらどうかと聞くのですが それを聞いた全員が「そりゃ助

かる人は 沢山いるだろうけど、実際にできるの? 無理でしょ?」

という受け答えでした。 ところが、原価も全く分らない 僕らには 

できるも 出来ないもなく、ただ五万円で火葬をする! これだけ

なんです。 多くの人達と話をしていると中には 「うん それ良い、

始まったら会員になるから来てね」 と言ってくれる人もいましたが、

ここでまた、ひとつの問題を発見しました。会員になると言っていた

人のほうが僕より若いからです。  って事は、僕の存在があろうが

無かろうが継続できる組織じゃなきゃ駄目だということ。それと僕や

千明との血縁より、考え方や、発想の近い人が 後を継いでくれ

なきゃ続かないことでした。 そこで、見つけたのがNPOという特殊

法人の設立です。 

「NPO法人にした理由」

NPO(ノンプロフィット、オーガニゼーション)特定非営利活動法人

文字だけを見ると利益を出しては行けない会社?って印象だし、

そんな風に思っている人達のほうが多いのです。行政からの援助で

経営している機関とでも思っているようですが、現実は全く違います

行政は何もしてくれませんし、利益があろうが無かろうが、法人税の

均等割りは毎年徴収されます。有限会社や株式会社と違うのは

利益が出たからと決算前にみんなで分けるような事が出来ず、

利益は翌期に、そのまま繰り越す事を義務付けられたのが NPO

法人なのです。また、県知事の認可か、二つ以上の都道府県で

事業を行なうには内閣府の認可が必要です。 事業内容も指定

された十七分野の中に限られていたり、理事と呼ばれる役員が

必要だったりと、やたら縛りがあるのですが、その割には うさん臭い

NPOはいくでもあるのが現実です。 その理由は、認可基準を満

たしていれば県や内閣府は 設立に対し否定できないからです。

また、趣味の世界から、介護、地域から、我々のような葬儀とあま

りに広範囲である為、話が噛み合わず、横の繋がりの無いのが

特徴とも言えますが、進む方向によって協力しあえるよう、そろそろ

整備して欲しいものです。と、NPO法や管理監督に対する苦言を

呈しましたが、それでもNPOを選択した理由はひとつ誰かの私利

私欲に利用され難い体質であること、そして、血縁よりも考え方を

優先した人達で、我々の存在が無くなってからも ずっと続いて

欲しいとの思いからでした。 皆さんも経験があるでしょう? 

番地は算用数字だ 漢数字だと、どっちでも良いような事にやたら

細かい行政への対応を、、本当に面倒臭いと思いながらも やら

なきゃ設立できねぇからと、、くだらねぇと思いながら手続きをする。

担当者が言う「武井さん 何でNPOにするのですか?」 すぐさま

答える「あんた達がやらないからだよ」・・・つづく

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葬儀屋は全て喜ばれていると言ってたのに110名は 圧倒的

多数で葬儀屋批判をしている訳で その中でも費用に対する不満

高額だという不満が第一位でした。 それに続いて葬儀社主導の

言いなり葬儀だったとか、、事前に言われてないのに請求書に記載

されていた等が続くのですが全て費用絡みです。 次は担当者の

人間性や不親切。 お寺に関してはお布施が高いが第一位です。

これも変ですよね。 前段の葬儀社は自分の所は喜ばれていると

自画自賛しているのに 葬儀経験した人達は ちーっとも褒めて

いません。 お寺は「お気持ちで、、」と言ってたのに、お布施が高い

と言う。 お気持ちで包んだのなら自分で額を決めた訳で、高いとは

言わないですよね。 経験者からの意見数が増えてくると 圧倒的

多数が後悔をくちにする。 話始めた時はそれなりに良かったと言っ

てた人でさえ、話が進むと後悔をくちにするのです。   中には葬儀

費用はローンを組んで毎月払っている人もいます。考えられません。

葬儀って借金してまでする事か? というか、、ローンを組んでまで

葬儀を勧める葬儀社に腹が立ってきました。 家族や、両親が亡く

なれば、誰だってできる精一杯の事をしてあげたいと思って 当たり

前です。 お金に問題なければ、最高に豪華な葬儀を出してあげ

たいと思って普通でしょう。 そんな家族の心の隙間に付け込んで、

棺でも、何でも三つを見せて真中を選ばせるような誘導商法、

「お花は沢山あったほうが良いですよね?」 こう言われたら誰だって

「はい」て言う。だけど金額は、言わず、十五万円の請求が来る、

こんなの他の商売であり得ますか? 経験者の方々の話を聞いて

分ったのは 黒にも近い灰色の商法がまかり通っている現実でした

そこで、前段で書いたこと「葬儀に必要な最低限の物と決まり」を

調べたのです。 あとは費用問題ですが、原価が何一つとして全く

分りません。  でも、最低限で支払える金額は決められると判断

したのです。 

国保からの給付金五万円火葬が目標

その基準は国民健康保険です。人が亡くなると国保から埋葬料の

名目で五万円支給されます。 この五万円だけで火葬できたら、

助かる人達はいるはず、そう思うようになったのは老人家庭や独居

老人宅で話をしている時でした。厚生年金の人より、国民年金の

人のほうが多い現実。その年金は月額四~五万円が圧倒的です

その年金から生活費や病院の費用まで賄う。 どう考えても葬儀

費用を貯めるどころか、日々の生活でさえやっとだと思える。何件か

同様の話を聞かされていると、何だか腹立たしくて市役所に行く、

生活費は駄目でも そんな老人達の終幕は行政が何とかしてくれ

るか? との期待は総崩れ、親戚縁者を探して 引き渡すのだそう

です。天涯孤独ならば行政が費用を出す。  また、生活保護は

費用が出ると分りました。   でも 戦争の中を生きてきた人達の

気概は凄くて、人の世話にはならない、なりたくないという人達も

多いのが現実です。葬儀の話をしていると お年寄りのくちから共通

して出る言葉があります。・・・つづく

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「実は私、、今までみたいに自信を持ってお客様に話が出来なく

なっているのです。オーナーの話を聞いていると そうだ、その通り

だと
日に日に納得する気持ちが強くなる反面、いまの仕事に対する

自信が喪失しているのも事実です。だからオーナーが葬儀屋さんを

すれば良いなって思って、、」  そっかぁ、、自分の疑問を解決しよう

とした結果、 一人の人の仕事の意欲を無くさせてしまったのかと 

初めて気づきましたが 時すでに遅しです。暫く考え、こんな提案を

しました。「千明さんね、僕が葬儀屋さんを始めるとしたら、資金が

無いから当然、借入れをする。それじゃ今の葬儀屋さんと同じように

高額になってしまうから意味が無い、なら何ができるかって事になる

けど 座って居ても分らないから 千明さんの時間のある時に来て

くれたら 一緒に色々な人達の話を聞いてから考えるってどう?」

千明は、笑顔で「はい」と納得してくれたようです。それから数ヶ月

間、葬儀屋さんに飛び込み話を聞き お寺に飛び込み話を聞き、

葬儀経験者110名にも話を聞く事になるのです。

少なくとも十数名は居る 葬儀関係の仕事をする お客様の中で

僕から指示された数日後に来店をしたのが千明であった事、八年

間も仕事をしてきた人間が ど素人である僕の意見を聞いたこと

さらに、全くやる気の無かった僕に葬儀の仕事を始める提案をする

など、僕の意思を無視した考え方や意見があったり、のちに 初め

ての葬儀が、最悪の葬儀社への依頼となったにも関わらず、 その

葬儀で 師匠となる葬儀社社長と出会うなど、葬儀をやれ!と

言わんばかりの 必然のような 不思議な出会いの最初が千明

だったのです。

葬儀経験者110名に話を聞くも全員後悔

我々が初めて会ったのは、千明の知人だという既婚女性二人で、

ゆっくり話ができる場所との理由でシダックスになりました。

扉を閉めてモニターを切ると、通路に流れる音楽は聞えますが話を

するには問題ない程度の音量です。  葬儀に対する考え方や、

現状の葬儀をどう思うかなどの話をしたあと、 自分で葬儀をしたく

ない僕は、良い葬儀社を紹介するのはどうか? との提案をしては

みるが、それほどの反応が無い、ところが 話をしているうちに僕の

ほうが熱くなり、本当にお金の無い人達なら無料とまでいかなくても

原価だけでも良いんだ!みたいな事まで言っている自分に、ちと

ビックリしながらも あーだ、こーだと数時間話をしたのです。

お二人は 初めて顔を合わせたようでしたが、帰りに「絶対、千明

さん騙されているよね」との意見で合意したと  相当、あとになって

から聞かされるのです。ちなみにこの二人、今はあんしんサポートの

理事として二人揃って名前を連ねてくれているし、時には人生

相談にも来るのですから、人の出会いとは、初めての印象では分ら

ないものです。その後、地元から離れた葬儀社やお寺を相当数

周って話を聞きましたが、どこの葬儀屋さんもくちを揃えて言います

「うちの葬儀は喜ばれていますよ。皆さん感謝してくれます」また、

お寺を周ると もっともらしい話や、布施なんていくらでも良いんです

お気持ちだから、と言うのです。 ところが、葬儀を実際に経験した

110名に話を聞きましたが、極端な言い方をすれば 全員が何ら

かの後悔をしているのです。 なんか変でしょ?・・・つづく

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