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前回の話・・・結果が出るのに好きじゃないなんて なんて贅沢を
言っているんだ! みんな仕事なんて好きでやっている訳じゃなく
家族の生活を守る為にやっているんだ!って言う方もいらっしゃる
でしょうが、僕は仕事そのものに生き甲斐やら 遣り甲斐が無いと
辛抱できないタイプなのかもしれません。
だからでしょうか、仕事を時間で捉えるのは苦手で、自分自身が
納得できた時が仕事の終わり・・・納得できなきゃ徹夜も辞さず。
というタイプなのです。 まぁ、実に家庭的な奴ではありませんね。
でも、お陰で仕事の中でのストレスはあまりありません。
結果がでれば、次のミッションへと走るし、結果が出ないときには
何処に問題があり、何がいけないのか、どう改善すれば良いのか
などいくらでも考えることはあります。が、これが苦ではなく楽しいと
思うのですから 変な奴かもしれません。 けどそれが本音なので
すから どう言われても変えようもありません。
さて、話しを本題に移します。 皆さんの中に素の自分のままでも
いい仕事をしている方が どれだけおられるでしょうか?
おそらく、そう多くはないはずです。 仕事が我慢の連続であって、
取引先の人に神経を使い、上司に神経を使い、責められ、耐え
るのが仕事の基本・・・みたいな人だって多いでしょうね。
ところが、僕は53才にして初めて ほぼ素の自分でいい仕事を
知ることになりました。その仕事は、かつて絶対にしたくない仕事
だと公然とくちにしてきた【葬儀】という分野の仕事だったのです。
だからと言って葬儀が合っているって事じゃないような気がします。
なぜ、そんな風に思うようになってきたのか、については今の仕事
である あんしんサポート誕生から現在までの流れを 追いかけて
行けば皆さんにも分って貰えるかもしれません。
話は変わりますが、体調を崩して今日で3日目です。すぐに治る
だろうと思っていましたが、本日の朝、熱が7度5分ありました。
風邪をひいて体調が悪いなんて 10年以上無かったでしょうから
どう対応すれば良いのか分かりません。 とりあえず医者に行った
のですが、投薬6種類です・・・うむ、ありえません。 今は医者の
薬も自分で判断しながら飲む時代なんでしょうか? 個人的には
注射か点滴でもして貰ったほうが 効果は早いような気がするの
ですが、今は簡単に注射はしないようです。 正直、今もボーッと
していますが、今日で4日目ですから そろそろ良くなるでしょうが
飯が食えずに自然ダイエットができちゃうかもです。・・・つづく
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翌日は他の美容室を先に周り ゆとりを持って納品に行きます。
その美容室は午前中が最もお客様の多い店だと分っていたので
当然時間帯も午後の3時頃を目指していきました。 すると、
昨日までは「こんにちは」って店に入っても 「なに?・・・」程度の
反応だった先生が やたら愛想も良くニコニコしてお出迎えです。
商品なんてどうでも良いという感じで、すぐに昨日の話になります。
聞きたいのは勘定科目の事みたいです。 普通ならお米は経費
じゃないのに 使用目的によっては経費となり得るっていうところが
聞きたいらしいのです。 ならばと、こんな話しをしてみました。
「自分の好きな週刊誌とか月刊誌ってない?」すると「あるある、
私は女性自身が好き」 なるほど、女性誌の代表のような雑誌
です。 今の時代は分りませんが、当時の女性誌構成は誰でも
分るものでした。【芸能ネタ】【ゴシップ記事】【ファッション】【占い】
【ダイエット】【SEX記事】ほぼこの内容で形成されているのです。
さて、話しを戻してこんな風に言います。「ならね、女性自身を
買ってくる時に領収書を貰ってくれば良い、自分が見終わったら
お店に来てくれるお客様に読んで貰えるよう店内に置けば良い。
それなら(接客費)という科目の経費計上できますよ」すると先生
「なるほどねぇ・・ねぇ 他にもそんな感じの経費ってある?」という
「んと・・・例えば、お茶菓子を買って来たとする。自分や家族で
食べたら経費じゃないけど お客様に出したら接客費、店内での
会議に出したら会議費、スタッフの夜間練習の時にでも出せば、
福利厚生費ってことになるかな・・・ようは何が経費になるかでは
無くて どんな用途で使うものかで決まるってことです」実はこの店
このあと、どんどん僕の会社の商品占有率が増えて 当然ですが
売上もあがりました。 他の店でも同様の手法で1年後には3倍
以上の売上を出せるルートとなったのです。 それに、前回話しを
した頭を下げずに買ってくれるというか・・・お店の先生方のほうが
低姿勢で聞いてくるようになりました。 但し、人とはおかしなもの
でして、税務の話しをしたのに僕なら何でも知っているだろうと思う
らしく ありとあらゆる事を聞いてくるようになります。
その為には、美容で使うパーマ・カラーの正しい理論から始まって
どの商品はどんな使い方が良くて どんな使い方をしてはいけない
のかや スタッフ教育から 経営相談まで多岐に渡るのです。
相手がいつ、どんな質問をしてくるか分らないので あらゆる知識
吸収は必要になりますが、お陰でほんの数年だけでも10年以上
仕事をしているベテランより 知識を持つ結果となりました。
がしかし、やはり基本的に営業という仕事が好きではないのです。
というか、どこか後ろめたさがあるっていうのかなぁ・・・いつでも何か
駆引きをしている気がしていました。 自分の中にある知識だった
り感覚だったりを必要とされる美容室があると ある程度まで話を
して 相手がもっと聞きたいと思うところで、帰る仕草をすると材料
注文が貰える・・・みたいな感じですかね。
別に悪いことをしている訳じゃないのに、何となくスッキリしない日々
それでも結果だけは出ていますので 周囲は褒めてくれますが、
自分の中ではいまいちです。 これに近い感覚は営業職の時だけ
ではなく、美容室の経営をしてからもずっと続きました。
まぁ 何も考えずにお客様からお金を取ることだけを考えるような
美容室に比べたら 数段お客様にとって良いのは確かですが・・・
また、どうしたらお客様に喜んで貰えるのか、何をどう考えるべき
なのかという考えで「我が店はお客様の為にあり」これが23才の
時に僕の中に生まれた言葉なのですが、この根底にあるものは
頭を下げて買って貰うのではなく、お客様から見てどうせ買うなら
あの店に行ったほうが得だよ!って思わせられる店にさえすれば
必要以上に頭なんて下げなくても良い、という部分もあるのかも
しれません。 けど、これを自分のスタッフに浸透させるのは至難の
技であり、ほぼ無理に近いことも経験しました。 みんなテクニック
として話しを聞いているので、ひとつ理解しても それはたった一例
でしか無くて、根本的な部分が理解できないと、何百、何千、
何万と覚えるしかないのだというのが理解させられませんでした。
そんなジレンマをずっと抱え続けて20年間会社経営をしてきたの
ですが、ほぼ素の自分のままで居られる仕事があると知るのです。
それがハッキリ自覚できるまで4年間掛かるのです。・・・つづく
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たまに耳にする適職とか、天職って言葉があるでしょ?
1つの仕事をずっと続けている人もいるでしょうし、何度も何度も
仕事を変った人だっているでしょう。 ところで今までしてきた仕事
の中で、適職とか、天職だと思える仕事はありましたか?
国語辞典で調べるとですね・・・
適職 ・ その人に相応しい仕事とか、その人の能力や才能に
合った職業のことを指すようです。
天職 ・ その人の天性に合った職業という内容の列記が多い。
そこで過去に色々な仕事をしてきたので、改めて振り返ってみると
仕事の中には、好きでは無いが好結果の出る仕事ってのがある。
これってある種の適職なんだろうと思う。 自分の中にある能力や
才能で他の人より良い結果を出せる事が多いのです・・・だけど、
僕自身はちーっとも好きじゃないし、嫌いと言っても良い仕事。
それは営業です。 あんしんサポートでは無く、美容室の経営を
する株式会社設立の前は美容室を周る営業職でした。
でも好きではありませんし、美容室の先生と呼ばれる美容師に
頭を下げて物を買って貰うのも好きじゃない。 初めて美容室の
営業をしたのは確か・・・26才の頃だと思うけど 先輩の営業に
連れられてお店に入ると やたら上から目線で文句を言う美容師
さんに対し、頭を下げながら材料を買って貰うのを見て言います。
「なんで あんな言い方されなきゃならないの?」するとその先輩は
言います「うん 俺も初めはそう思ったけど今はお金に頭を下げて
いると思っているから平気だよ」だそうです。 この先輩の言葉は
残念ながら僕には理解できませんでした。 毎日違う先輩と同行
するのですが、皆さん似たようなもんです。 ある時、社長に聞くと
「お金に頭を下げると思ってれば良いんだよ」との言葉に なるほど
社長の考え方だったのかと分りました。 でも、僕は従う気などなく
どうしたら頭を下げずに売れるかを考えてる頃、美容業界に税務
署が集中的に入っているとの話が出て、どこの美容室に行っても
その話しばかりでした。 そんな中、ある美容室で聞いてみます。
「ところで先生、勘定科目の仕訳はどんな風にしているの?」と
聞く僕に「はぁ? 仕訳ってなに? 勘定科目ってなに?」と言う
のです。 聞いた僕のほうが「えっ?!」です。 そこで聞きます。
「んとね・・・経費ってあるでしょ?」 「うん!あるある」と身を乗り
出して来ます。続けて僕は「経費ってどんなのがあって、どんな名
目にしているの?」すると「あーなら簡単よ、まずはお米でしょ!」
「はい?・・・米ですか? なんで??」その美容師さんはすかさず
当然といった顔で言います「だってご飯食べなきゃ動けないでしょ」
思わず笑ってしまいましたが、考えようによっては、なるほどですね。
そこでこんな風に言いました「先生さぁ、ご飯は誰でも食べるよね
当然だけどサラリーマンだって食うよね。 でもサラリーマンは経費
として経費計上できない。 なのに、何で美容師さんは経費と
して計上できるの? ねっ変でしょ。 だから経費ではありません。
でもね、そのご飯を店員さん全員に出せば会議の時なら会議費
普通の食事なら、福利厚生か現物給与って事なら通るかな」
って言ったのです。 すると「ねぇ じゃあさ・・色々教えてよ」って
言われたのですが、その頃は一日に25軒の美容室を周らなきゃ
なので「ごめん 急がないと周りきれなくなっちゃうから今度ね」って
切りかえします。 「今度いつ来るの?」 腹の中ではこんな話
いくらしたって何にもなんねーし・・・と思ったので「注文が無いから
再来週あたりかな?」と言うと、その先生がスタッフに言います。
「何か頼む物ないの?」スタッフは別の材料屋さんならありますけど
○○さんは無いですね。 すると、先生は「ねぇこれと同じような
物はあるでしょ? それで良いから出来るだけ早く持ってきて」
この先生、先ほどの話しの続きが聞きたくて仕方ないのです。
普段なら、あの材料とここが違うのどうの・・ってうるさく言うのに、
似たような物なら何でも良い?! 何かのヒントが得られた気分
です。 この一件で、トップセールスに這い上がるきっかけを掴めた
のですから 何が幸いするか分りません。 まだ何かが掴めた訳
ではなく、おぼろけながらに「もしかして・・・」程度の感覚の中、
この感覚を忘れないうちにと思って、翌日には注文の材料を
届に行ったのです。・・・つづく
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