[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日のブログを書いたあと、改めて あんしんサポートを振り返ると
研修で伝えた通りのことをしてきた自分達がいるのです。
違いは、自分で葬儀の仕事を始めたい、とは全く思わなかったし
他人の遺体を見る葬儀だけは 絶対に嫌だと思っていたはずが、
千明と110名の葬儀体験者の話しを聞き、葬儀屋さんの話しを
聞き、お寺さんの話しを聞いているうちに 仕事にしたいと言ってた
千明よりいつの間にか熱くなっていた自分が居たというか、自分の
意志なのでしょうが、何かに導かれるように、僕の意志よりも先に
葬儀依頼が入り、そのまま一気に流れ出したという感じでした。
気がついたら『国保からの葬祭費5万円で可能な葬儀を作る』
『30万円以内で可能な家族葬を作る』 『58万円で可能な
一般葬儀を作る』という目標だけが出来たのですが、その当時の
あんしんサポートは まだ何の実態も無い状態だったのです。
事務所は僕の仕事場の部屋を使い、以前別の店で使っていた
電話回線を復活させて電話を引き、パソコンは自分の物を使い
当然のように仕事は無いけど 時間だけはあるのでホームページは
自分で作ってアップをし パンフレットも自分で作ったのです。
そうこうしているうちに、ポツリ・・・ポツリと入ってくる葬儀をしては、
その利益で 少しづつ道具を揃えていったのですが 葬儀費用を
可能な限り引き下げていくと『火葬葬儀で9万円』『一般葬儀で
100万円』を切るところで最大の壁に当たったのです。
『火葬9万円 → 5万円』
『一般葬儀60名100万円 → 58万円』にする為には3つの
課題を解決しない限り 絶対に無理だと分り一つ一つの課題を
クリアする為の期間に入ったのです
①自分達と司会者等の派遣人材で葬儀施行ができること
②葬儀で使用する全ての道具を自社で揃えること
③霊柩車を自社で所有すること
①の実現には、葬儀の知識と技術が必要で これらの習得には
1年間を要しました。 ②③が完全にクリアできたのは法人設立
から3年後のことだったのです。 最後となった霊柩車を取得して
稼動できる日から、5万円火葬が実現するのですが この部分で
ひとつだけ書いておきたいのは『目的は5万円だけで可能な火葬』
この目標をすりかえる事があっては成らないという事です。
最も分り易いのが霊柩車の取得で、新車の高級車が600万円
だったとして、改造に同額掛ると1200万円の霊柩車なのです。
これだと400回搬送しても車体価格だけで3万円の原価です。
これに税金・燃料・保険・維持費等々考えると5万円原価です。
どう考えても5万円火葬なんてできる訳がありません。
ところが、僕らが購入した霊柩車は走り出しまで全ての総額でも
100万円だったので 同じ稼動回数の400回では2500円で
済むのですから 諸経費を入れても10000円の原価で済むし、
棺や骨壷等が残りの40000円以内で可能なら5万円火葬も
可能となる訳です。 と同時に30万円以内の自宅家族葬儀や
60名で58万円の葬儀も100名で70万円で可能となった時、
全ての目標が達成できる結果となったのです。
知識も無い、経験もない、資金もない、あるのは二人の人間と
やる気だけで始めた あんしんサポートでしたが、設立からたったの
3年間で他の地域にも あんしんサポートが誕生するまでになる
のですから 今回の話しは 話しだけでなく、自分達の実践結果
から見ても可能な事であり、何かを始める人達にとってはおおいに
参考にして欲しい部分でもあります。・・・つづく
今日も来てくれてありがとう。
毎日の更新の励みにとランキング登録をしてみました。
宜しければクリックをお願いします。
↓↓↓↓
にほんブログ村
本日お昼で5日間の研修が終了しました。 疲れました・・・
何度かの研修をし、何人もの人達と時間を過ごすと、自分達と
違う感覚の人のほうが断然多いことを知りますが、自分が何を
どんな風に考える人間なのかを 再認識させてくれる時でもあって
研修生だけでなく、自分達も良い勉強になります。 ただし・・・
とんでもなく疲れる時でもあるようです。 今回の研修中 学生が
一人居たのですが、自分を出すのが下手で自分の意志を初めて
会った人に短時間で伝えるなど不可能と思える人でした。
彼の希望は『農業に関わって生きて行きたい』という事ですが、
明日から200名ほどが参加する講習会に二泊三日で出掛ける
のです。 北海道から沖縄まで全国から集まってくる人達と交流
できる場所であり、人脈や友人を作るには絶好の機会なのです。
しかし、彼を見ていると自分から相手に話し掛けるなど到底無理
なのは一目瞭然です。 でも相手から話し掛けてくれるとも思えず
この5日間の中で、どうすれば良いかを提案してあげようと思って
いましたが、1日目の時間が過ぎても 彼の中から何かの提案が
出で来る様子はありません。その為に本来は4日目に予定して
いたIllustratorを使ったパンフレットの作り方を2日目に移動して
行ったのですが、予想以上に使えず途中から名刺の作成程度に
切替えたくらいでした。それでも、今回の二泊三日で使えそうな
ものは出来ませんでしたので、4日目は本人には別の作業をさせ
僕が作ることにしました。 そこで作ったのは・・・
①自分のしたい事『農業に関わって生きていきたい』事を主として
もう少し突っ込んだ内容を書いた名刺
②A5サイズに『自分は話し下手なので文章にしました』と書いて
その中に、これからしたい内容を記載した用紙を作ったのです
僕が彼に教えたかったのは、苦手な事を克服しろという人は多い
だろうが、すぐに克服できるなら すでに出来ているはず・・・ならば
今の自分でも人とコミュニケーションが取れる方法を考えろ!って
ことだったのです。名刺に書かれた農業に関わって生きたいという
文字を見て食いついてくれた人には さらに詳細を書いた用紙を
配ると、そこには話し下手と書いてあるので 相手のほうから話を
してくれる可能性が高くなる。 結果として初めて会った人達でも
コミニュニケーションが取れる。 こんな考え方であり、具体的方法
だったのです。 今回は話し下手でしたが、人が何かを始めようと
する時、資本が無い、人が居ない、物がない、場所が無いなどの
無い物はいくらでもあるはずです。がそれを理由に出来ないのでは
なくて、それでもできる方法を考えるのが できる人間だという事を
学生である彼に少しでも理解して欲しいと思ったのです・・・つづく
今日も来てくれてありがとう。
毎日の更新の励みにとランキング登録をしてみました。
宜しければクリックをお願いします。
↓↓↓↓
にほんブログ村
今日から5日間連続で研修会ですが、メインは二人の方で明日
だけは4名の研修生となる予定です。 県内だけでなく都内から
来られる方もいるので その人、その人にとって 意義のある5日に
なれば良いと思っています。 初日は午後からの開始、 3時間を
予定しているので、今回の研修で学びたい事、知りたい事などの
各自が目的として来た内容を教えて貰うことが最優先です。
各自の目標を達成する為のカリキュラムを組んであげたいですね。
僕らのところに研修を受けに来る人達の多くは NPOを設立する
とか、ボランティ経験のある人なども多いようです。
NPO(Non Profit Organizationノンプロフィットオーガニゼーション)
日本語訳では特定非営利活動法人と呼んでいますが、この中の
非営利を利益をあげない法人だと思っている方が多いようです。
利益がなければ何も出来ません。 電話一本かけるのにも費用は
掛るのですから、必要な利益は得て当然なのに、国や、県や市
から費用が出ると思っている方も多いですね。 が行政からの費用
なんて一銭も出ませんし、税務署からは株式会社と同じ法人税
徴収があるのです。 この非営利は利益分配を行なわない法人
という意味で、株式会社法人が株主配当を目的としているのに
対して、利益が出たら次年度に繰り越すのがNPO法人です。
それと、NPOや任意団体、ボランティア団体などが集まる場所は
利益を得るのは『悪』とでも思っているのか?と思えるような発言を
する人もいますが、どう考えても偏見です。 自分が生活をして
来られたのも、サラリーマンなら会社が得た利益の中から 各自の
給与を捻出した訳だし、自分が経営者なら 何かの対価として
利益を得た中から生活費を捻出してる訳で、誰でもなんらかの
利益を得ているのが当然なのです。 自分がしている無償のボラン
ティアだって、それができる収入を得ているから可能なはずです。
今回のブログで書きたいのは、無償で何かのボランティアをする人
の中には、そこから利益を得るなんてとんでもない! とでも考えて
いるのだろうと思う人達もいるようですが、自分も何からの利益が
あるから 無償でできる事があるんだということや、無償が偉い訳で
なく、有償のサービスも世の中にはいくらでもあるし その選択肢は
行なう側でなく、受ける側が決めることだって事です。 そして仕事
をするなら、経営が存続できるだけの利益は絶対に必要なのだと
知り、その為の数値目標や、管理をしなければ、趣味の世界で
しかないと知るべきです。 なぜなら、そのサービスはずっと存続を
する事が出来ないからです。 続けられないサービスは行なう側に
とっては、出来なくなったら止めれば良いことですが、受ける側から
すれば期待できない事だからです。
NPOの設立であれ、任意団体であれ社会貢献をしながら生活
していこうとするなら、しっかり続けられる経営体質を身に付ける。
これだけは初めから考えておくべきだと研修の中で伝えたいですね
それと、どんな法人組織にするかは、何を始めるかによって選択を
すべきでNPO法人、株式会社、任意団体、他の法人、或いは
個人経営など 何が良いかよーく考えるべきです。
あんしんサポートがNPOを選択した理由は2つです。
ひとつは葬儀、それも福祉葬儀と呼べる仕事の性質上、血縁で
続けられるものではなく、考え方の近い人達が後を継いでいくべき
だと考えたのと、あんしんサポートの事業は 全国展開になっても
ちーとも不思議ではないと設立当初から思っていたので、誰かの
個人的な欲で動かし難い体質にする為のNPOでもあります。
自分が始めようとするビジネスにとって 最善の方法で始める為に
どんな事業形態にするか等の相談にも乗ってあげたいですね。
今はそんな感覚ですが、どんな5日間になるでしょう・・・つづく
今日も来てくれてありがとう。
毎日の更新の励みにとランキング登録をしてみました。
宜しければクリックをお願いします。
↓↓↓↓
にほんブログ村