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美容に携わって30年のある日 忌み嫌ってきた葬儀の仕事を始めるきっかけとなる時は突然訪れた。。
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先日葬儀を依頼された場所は県内の観光地であり、この時期

紅葉狩りの観光客で賑わう場所です。 しかし今年の紅葉は

いつもの年より綺麗ではありません。 赤や黄色がくすんでいる

せいでしょうか、地元の人達も綺麗じゃないと言っていました。

紅葉は毎年同じように綺麗だとばかり思っていましたが、気温が

いつもより高いせいなのでしょう。 改めて道端を見ていると何と

菜の花が咲いていたりします。 普段は運転しながら景色を見る

心の余裕がないのか、久しぶりに町並みの向こうに沈む夕焼けを

見ました。 夕焼けを見ると不思議なことに、子供の頃の遠い昔

のことを思い出します。夕方になると豆腐屋さんの吹くラッパの音、

納豆売りの声、そして何処の家にもあった煙突から出る煙と臭い

決して今ほど豊かな時代ではなく、子供達は背中に風呂敷を

マント代わりに結んで、鉄人28号の絵が描いてあるようなランニ

ングシャツ姿で、真っ黒になって夕方になるまで遊んでいました。

誰かのお母さんが呼びに来るのを合図に遊びは解散する日々が

極々当たり前の時代だったと思います。 家に帰ると真っ黒けに

汚れた泥だらけの服を外で脱ぎ、汚れた足を水で洗ってやっとこ

家に入れて貰える・・・そんな感じでした。

丸いちゃぶ台を出して 夕飯はうどんが多かったように思えます。

三人姉弟で、じゃんけんをして順番に風呂の薪をくべるのですが

ちょっとタイミングが遅れると 改めて火をおこす事になるので大変

だったです。一日10円の小遣いを握って駄菓子屋に行き、色々

迷ってやっと買物をして家に持ち帰ると不潔だと言って捨てられた

お菓子も沢山あったので、家に到着する前に食う!のが鉄則。

お菓子と言えば、12月31日の大晦日は駄菓子屋で菓子類を

買い込んで、菓子を食べながら年明けまで起きていると頑張るの

ですが、毎年あと数十分で眠りこけて、寝ずに新年を迎えられた

のは小学生の高学年になってからでした。

元旦に目を覚ますと、枕元に新しい下着から洋服が置いてあり

全身新品を着て新年を迎え、お年玉を貰うとおもちゃ屋さんまで

行くのが恒例です。 今から思えばたいしたご馳走ではないので

しょうが、美味いものを食べて、何処へ行くでも無いのに新しい

服を着て、世間の全てが新年を祝っていた頃が懐かしく思える。

50年も前の事を一瞬で思い出させてくれる夕焼けとは・・・

実に不思議な景色だと思えた日でした。・・・つづく

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『宗教者』は、葬儀の多い順で【仏式】【神式】【教会式】となり

仏式の場合は僧侶、神式は神主、教会式は牧師や神父です。

また創価学会のように宗教者でなく、同じ信仰の人達が友人葬

として行う場合もあります。 一番多いのは仏教式の葬儀ですが

宗教者に関しては我々が決めることはできません。 檀家になって

いる菩提寺があり依頼の意向があれば、親族や隣保が菩提寺

住職に火葬場の状況を説明して、葬儀日程を決める事になる

のが普通ですし、宗教者の知り合いが無く、葬儀の宗教者を探

して欲しいと依頼された時のみ宗教者を探すことになるのです。

最近は低料金での僧侶派遣会社も、増える傾向にあります。

あんしんサポートも以前は、直接お寺さんにお願いしたり、在宅

僧侶にお願いしておりましたが、最近は派遣してくれる会社を

通して依頼する事も増えてきました。 この場合に便利なのは

葬儀の日程を決めてからの依頼で良いということです。

通常依頼する宗教者の都合と、式場や火葬場の予約を同時に

行うので、法事が集中する土日などは住職の予約が大変です。

火葬場の予約、住職の予約、どちらが駄目でも葬儀日程変更

となるのです。 その点、派遣は登録僧侶が多いのか、葬儀の

日時を決めてからの依頼で対応できるのは利点と言えるでしょう。

さて、宗教者についてのまとめです。【宗教問わず】

① 依頼したい宗教者がいれば依頼をする

② 依頼する対象者がいない場合は、葬儀社等に相談をする

③ 宗教者のいない葬儀もある【友人葬・無宗教葬】

基本的には上の3点で、ほかに謝礼額だけはしっかり確認をして

おくべきでしょう。 宗教によっても違いますし、仏教を例にとれば

同じ宗派でも寺によって当たり前のように布施の額は違います。

そして、あんしんサポートも含めて葬儀社が宗教者に依頼する

のは、葬家に頼まれた場合に限るということです。

葬儀とは故人を弔う儀式であり、家族にとっては家族との永遠の

別れを受け入れる儀式でもあります。

その儀式に宗教者が必要か不要かは、家族と故人の信仰心や

考え方次第で自由に決められるのが、日本という国でもあります。

いずれにしても、自分達家族が後悔をしない方法であるなら、

火葬だけの葬儀でも、数百人を呼んでの大きな葬儀でも、家族

葬儀でも、或いはカラオケ葬儀であっても、どんな形式の葬儀でも

良いし、宗教者の有無も含めて家族が決めれば良いのです。

もっと言うなら、残った家族の生活を最優先した上で全てを決め

るのが、最善の方法であるのは 普通の思考を持った方々ならば

誰が聞いても明らかです。 我々のような葬儀社は勿論、お寺の

為でも、親戚の為でもなく、あえて言うなら、故人の為というより

残った家族の為に行うのが葬儀という儀式です。・・・つづく

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先日、ある人から質問をされたので 同じように考えたり、或いは

疑問を持たれる方もいるでしょうから その点を書いておきます。

以前にも同様の内容を書いたことがあると記憶しています。

『葬儀社』と『宗教者』についてです。

『葬儀社』あんしんサポートも葬儀社と言えるはずですが安売りの

葬儀社を目指している訳ではありません。 人はこの世に生まれた

以上、必ず終幕が来るのは誰でも知ってる事実です。 例えば

20才で社会に出て80才で終幕を迎えたとすれば、60年間は

税金を払ってきた訳ですから 社会にも貢献してきたと言えます。

ならば、終幕後の火葬だけは市、県、国が共同で行い、家族の

負担がゼロでも当然に思えます。 勿論、一般的に言われている

葬儀という形を取るのは、家族の意思と財布事情次第で行えば

良いと思う。 しかし現状の中では 行政の決まりにも無い訳だし

出来なくて当然ですから 団塊の世代が終幕を迎える20年後

迄には、そんな法律が出来てたら良いと思うし、年金の支給だって

大変なのは明らかだし 減ることはあっても増える事はありません。

だから国保に加入している方なら『葬祭費』名目で支給される

5万円だけで火葬が出来れば実質無料の葬儀とも言える訳で

すから、少額年金の中から葬儀費用を貯めるなんて考えなくても

良いし、年金全額を使っても良い訳で、残りの人生を自分なりに

精一杯、楽しんで、謳歌して欲しいという思いから生まれたのが

5万円火葬支援パックなのです。

もっとも対象者全員が国保の支払いをしている訳ではないので

国保未入金の人に対しての課題は残っています。 

これが、あんしんサポートの5万円火葬や低料金葬儀が生まれた

理由であり、5万円の根拠は国保からの支給額なのです。

だから豪華な高額葬儀に対しての否定はしません。 というのは、

人の価値観は様々だからです。 一番良く分るのはブランド物で

一流ブランドの定価10万円のバックが7万円なら ブランド好き

なら安いと言って飛びつきます。しかし、ブランド無関心の人には

7万円のバックなんて『高い!』としか思えません。 これは車でも

洋服でも、あらゆる物に共通した感覚であり、価値基準も人に

よって様々なのは皆さん方も色々な経験をされているでしょう。

では、あんしんサポートでは、どんな考え方をしているかですが・・・

例えばランチをする時、300円代~会席や高級料理店等では

数千円程度まで確実にあるでしょう。 って事は自分の財布と

相談をして、金が無ければ安いものを食べ、ちょっとゆとりがあれば

少し豪華に・・・これが極々一般的です。これを葬儀に例えた時

今までは300円ランチと呼べる価格帯は無く、1000円以上の

ランチしか無かったように感じます。 それを各家庭の事情で安い

ランチまで選べるようにすれば良い。 無ければ低価格帯を作れば

良いと4年のあいだ暗中模索してきた結果、今年の3月1日に

5万円火葬を始めとした各種葬儀のパックができたって訳です。

最近とみに、低料金ばかりを言われるようになりましたが、全国の

消費者が自分の価値観と財布事情で選べて、少なくとも葬儀で

借金をしなくても良いような、選択肢の枠が広げられたら良いとの

思いをひとつ、ひとつ、形にして来たのがあんしんサポートです。

以前にも書きましたが、皆さんが思っている以上に独居老人は

多いし、少額年金生活者も多いのです。勿論、年金だけの問題

ではなく、高齢者は健康であっても働く場所がありません。

ようは、生活するだけでも大変な時代な訳ですが、人が亡くなる

事を止めることはできません。 そこで、残った家族の生活を第一

とし、家族が無理をしない範囲で可能な葬儀を一軒、一軒毎に

作れば良い。 その具体案として作ったのが5万円火葬パックで、

国保加入者なら実質無料、18項目の内容追加を可能とした

事で家族の意思と財布事情で作れる葬儀になりました。

家族葬儀、一般葬儀についても考え方は同様なので、飲食や

会場、返礼品、祭壇生花等を除くと追加不要のパックを設定

することで、正確な金額が事前に分るようにしてあります。

これが『葬儀社』としての あんしんサポートの理念です。

次回は『宗教者』についてです。・・・つづく

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