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本日は後見人をしている 社会福祉士の女性が訪ねてくれました。
今年になって数人の後見人が バラバラに訪ねてはくれたのですが、
いまいち話しが通じていないような気がして、お手伝いするのを躊躇
していたのです。 今日来社した女性は、まだ新米なので自分の
収入が たとえ無くても勉強の為に引き受けたのだと言う。
あんしんサポートと 後見人、ある意味では似たような環境にあるで
あろう事は分る。 あんしんサポートとは、葬儀屋でもあり、葬儀屋
ではないとも言える。 葬儀の施行を行う事は確かなので その点
では葬儀屋だし、5万円火葬支援パックなどは、一歩間違えれば
赤字も覚悟なので、福祉支援団体であるとも言えるからです。
後見人も様々でしょう。 利益がしっかり見込めない人の後見人は
受けず、財産を持っている人なら受ける後見人なら、利益最優先
とする葬儀社と同じ感性だし、例え自分の収入が無くなる対象者
であっても、福祉支援として引き受ける人だって居るでしょう。
今日事務所を訪ねてくれた女性は 後者のようなタイプでした。
なので、事前に誰の逝去時に、お手伝いしたら良いのかをハッキリ
させてくれて、可能であるなら事前予約までしておいてくれるならば
いつでもお手伝いしますよと、伝えたのです。
しかし、この後見人という制度は 実に矛盾があって変です。
生きて居る間の後見人ですから 対象者が死亡した瞬間から本来
ならば無関係なのですが、逝去した対象者の面倒をみる人はない
という現象が起こるのです。 だから、結局は後見人が最後までの
面倒を見ざるを得ないのが 現実となるだろうと思われます。
自分の利益しか考えないような 後見人の手伝いは御免ですが、
末端の消費者保護、支援を前提として動いている後見人ならば
遺骨処理まで含めて、お手伝いしていく事が あんしんサポートの
大前提である弱者支援に繋がるだろうと思った日でした。
5万円火葬パックでも何でも良いから、自分の最後を決め、費用も
確定して処理しておけば、あとは残った人生を精一杯楽しむだけで
死後の心配など一切せずに過ごして欲しい。
それが、日本を支えて来た老人達に対して、次世代の人間がして
あげられる老人福祉のひとつなのは確かだと思えます。・・・つづく
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昨日の夕方、一昨日の起業者支援講習会の講演直前に電話を
くれたご夫婦が事務所を訪れてくれました。 初めて電話をくれた
のは、一昨日のさらに二日前なのだそうです。 事務所のある前橋
からは車で40分くらいは掛るであろう距離に住んでおられるようです。
何でも、知り合いの床屋さんが僕の名刺か、新聞記事を持っておら
れたようで「あんしんサポートの武井さんって人に相談してみると良い」
と言われたのだそうです。 相談というのは、医師の話しで奥さんの
母親が余命数日と言われたらしいのですが、全く貯金も無く自分達
夫婦も殆ど余裕が無いので どうしたら良いか悩んでいたとのこと。
初めて電話をした時、当社の千明から火葬だけなら税込5万円で
可能であり、その5万円は国保か後期高齢者保険に入っていれば
3ヶ月後には出るので、一時立替えにはなるけど実質一銭も掛らず
火葬は可能だと言われ、あり得ないと思ったようです。 さらに墓が
無いと言うと、散骨場を所有しているので 全て込みで5万円だと
言われ、本当だろうか? 後でとんでも無い請求が来るのでは・・・
との不安と疑問と疑いで電話を切ったらしい。 これを聞いた時には
「あはははっ」と笑った僕でしたが、よーく考えてみると 現状に多く
ある葬儀の実態と、あんしんサポートの現実が それほどまでに疑う
ほどに違うのだということが分ります。 さらに、ご夫婦は言います。
電話で聞いた あんしんサポートの費用があまりに安いので電話で
片っ端、葬儀屋さんに聞いたのだそうですが、何処に電話しても全く
次元の違う金額を言われたようです。 そして、一昨日の講演直前
電話となったそうですが、千明は何度電話をしても 優しい口調で
丁寧な対応をしてくれ 本当に感じの良い人だったと 夫婦揃って
言っていました。 さて、肝心の相談内容は5万円火葬支援パック
及び5万円散骨についてです。 説明した内容は下記の通りです。
1.入院先までお迎えに行き、自宅まで搬送 【距離は関係なし】
2.搬送専用シート利用
3.一旦布団に安置してドライアイス6本15kgで腐敗遅延処置
4.末期の水を取り、線香具一式を揃えて家族は線香をあげる
5.火葬時間の予約をし、死亡届出書を記載し、役所に届ける
6.準備でき次第、真っ白の布棺に納棺 【納棺する事で棺内が
ドライアイス効果で冷蔵庫状態になり、ドライアイスの追加不要】
7.火葬予約日時に合わせて、霊柩車で火葬場まで搬送
8.火葬後、7寸骨壷に拾骨、銀張箱に入れ火葬終了
※ 希望があれば10数項目の「生花」「旅支度」等が別途費用
ですが追加可能で、この5万円は税金込みであると伝えました。
それでもまだ、何度も聞いてきます。「あとの追加費用とか、お礼とか
別に掛る費用は本当に無いのですか?」実に疑り深い人達ですが
それほどまでに、自分達の聞いた金額と開きがあるって事なのだろう
ことは理解できました。 火葬の話が納得すると、次は墓の話です。
墓所だけは、生前ご主人の親が準備したようですが、場所だけで
墓は無いとのこと。 墓を建てるには うちでも40万円くらいは最低
掛ると言うと 「そんなに安くできるんですか?」と言う。 そこで以前
千明の実家に作った墓写真を見せ「この1坪の墓が50万円です」
というと あまりの安さにビックリしたようです。 が、現時点での40万
円、50万円は厳しいようなので こんな提案をしました。
「先のあても無く、焼骨を自宅に置いておくのも辛いでしょうから、
火葬した焼骨は その場で我々が預かり、持って帰って粉骨にして
火葬翌日に我々と一緒に 県北部にある専用散骨場にて散骨。
散骨場の一番手前は、眼下の道路を挟んで保育園があり、園児
達の元気な声が聞こえるから お婆ちゃんには良いかもですね。
但し喉仏と呼ばれる第二頚椎だけは、和紙に包み、ガーゼに包み、
ちりめん布に包んで小さな容器に入れてお渡ししますから、自宅の
仏壇でも、茶だんすでも、何処でも良いので置いて手元供養をし、
後々、墓を建てる事になったら その墓に入れてあげてくださいな。
もし、墓を建てる事が無かったら、自分達の骨と一緒にして遺骨の
処理供養をすれば良いと思いますが、いかがですか?」と言うと納得
されたようです。続けて言います。「となると、火葬5万円+散骨が
5万円に入会金1000円で101.000円となってしまいますが、
費用的には大丈夫ですか? 慌てなくて良いですから ご夫婦で
よーく相談してから連絡ください」と言うと 今晩、奥さんのお兄さんが
来るので相談をして 明日にでも電話をすると言って帰りました。
追伸・・・これを書いているうちに千明が出社、昨日の方から朝の
8時30分に電話があり、昨日の流れでお願いしますとの事だと言う
内容は若干の追加があり「枕花1籠」「守り刀」「化粧、整髪」で
火葬合計68.850円となったようです。 ってことは、3ヶ月後には
国保から5万円が入るので、火葬+散骨で=68.850円が総額
費用って事ですね。 帰り際に見せた安堵したような夫婦の顔と、
事務所に来た時の緊張した顔が全く違うのですが、多くの人達が
帰りの安堵した穏やかな顔ができるように あんしんサポートの宣伝
告知を真面目に考える時期になったのかもしれませんね。・・・つづく
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本日6月6日は、内閣府事業の一環として行なわれている新規の
起業プランで審査を通過した人達には資金支援として80万円~
120万円提供される群馬地区の初日で、その講習会で講演して
きました。 葬儀という仕事柄、一旦電話が入れば待ったなしです。
そこで、もう一人の講演者の方に、時間的融通をして頂く形となり
ました。事業概要30分、ビジネスの基本30分と合計1時間です。
正直1時間で「何故葬儀の仕事を始めたのか」「具体的にはどんな
仕事をしているのか」「起業する人達に伝えたいこと」などを伝える
には あまりに時間が無さ過ぎると思いながらの講演でした。
始めに、執筆途中の著書から数ページを千明に読んで貰うだけで
15分必要です。が、この部分が無いと、単に安い葬儀屋さんだと
思われる可能性大であり、それでは真意が全く伝わりません。
残り45分の中で「5万円火葬内容」「なぜ5万円なのか?」「100
名で60数万円葬儀の詳細と本物の見積書」「遺体搬送だけでも
低費用で行なうサービス」「5万円散骨」「新聞記事」そして、先に
述べた事務局からの要望10項目を話すのですから 何を話して
いるのか、何をどう話したのかも よく覚えていないほどでしたが、
迫力だけは相当あったようです。 講演が終了したあとで千葉県の
方々や北海道の方々が名刺を持って近寄ってきてくれました。
講習終了後の話で、関東7都道府県と北海道を始めとした全国
10ヶ所ほどで、あんしんサポートの設立をしようとの話になったことが
最大の成果でした。 特に北海道から参加された方の話しを聞いて
いると僕と考え方が似ているのか、僕の話や伝えたい部分、肝心な
事項などが、すんなり彼の中に入っているようでした。 かつて一度
だけの話で、それもたった数十分で ここまで理解した方はいません。
このあと、全国で何県が手をあげ、群馬県で4泊5日間の講習で
「葬儀に必要な知識」「実技」「消費者から合格点を貰えるだけの
マニュアル作りに参加」そして、宿題をクリアした人達の中から、心の
ある人、この仕事をして行けるだけの ハートのある人のみを対象に
一斉スタート出来ればと考えています。半年に一度程度は全員で
集まって、毎月はネットで会議をしながら、、でしょうかね。
しかし、、今から3年半前に、八王子裁判所から突然届いたのが
38年前に生き別れた父親逝去の知らせで、それがきっかけとなって
NPOあんしんサポートが出来、設立当初は誰もまともに相手をして
くれなかったのが本当のところだったのに、今では日本全国の各県に
あんしんサポートを設立したいと手を上げてくれる人達がいるのです。
実に不思議な感覚であり、我々が過ごしてきた3年間は無駄では
無かったし、価値ある3年だったようです。 この先どうなるか分りは
しませんが、日本に住む全ての人達が、自分の葬儀費用なんて
気にせず、心配しなくても良いように最後を決めておく事で残された
人生は好きな物を食べ、好きな物を着て、好きな旅行をして精一
杯楽しんでくれたら、経済も活性化するし、人生に悔いは残らずに
全てが上手く行くようにさえ思えるのです。 人生の会話ではタブー
である死を、最後の時を明確にするだけで、最大の心配が無くなる
かもしれないのだと、改めて感じられた1日でした。・・・つづく
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