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翌日、通夜の朝、回転寿司の写真を見せ内容確認後に注文。
位牌を寺に届けて、死亡診断者や手続きを済ませて、暫くすると
家族が集まったので昨日書き上げた「故人を偲ぶ」を見せます。
読んだ故人の子供達は少しウルウル、、、「よし大丈夫そうだ」と
心の中でつぶやく「故人を偲ぶ」も「お別れの手紙」も読んだ本人
達が自分の心と同調して無かったら、全く使えない文章なのです。
読んだ子供達は 自然にお母さんの話題になるのが普通ですが
ここが、僕にとっては凄く大切な時間です。。 そう、もうひとつある
さらに難しい「お別れの手紙」を書く為の取材の場でもあります。
少し話を聞いていると、おはぎが好きなのではなく、自分で作った
ものを人に食べさせるのが好きだったようで、「あれ?おはぎか好き
だって言ってましたよね?」という僕に「あはっ気が動転してたから」
とあっさり否定されてしまいました。 それでも「故人を偲ぶ」だけは
納得されたので良しでしょう。。 夕刻から「湯かん」「納棺」と進み
途中注文してある回転寿司を取りに行き、親族が通夜膳の席に
着くと 明日の予定を話して我々は退散します。
が、、まだ「お別れの手紙」の内容も決まってないし、おはぎが好き
だと聞いていたので おはぎを棺に入れてあげる予定でしたが 全て
振り出しに戻ったのです。 帰る間際「お母さんが料理を作る時の
かっこうってもしかしたら?」と聞くと 「そう、、白のかっぽう着ですよ」
「よし!決定」と車を走らせ洋服売り場へと向かったのですが時代
なのでしょう。。白のかっぽう着は中々ありません。午後8時を回り
やっと探したかっぽう着を持ち 事務所に戻って書き上げたのが、、
この文章でした。。 ・・・つづく
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葬儀という、ほんの数日の付き合いですが 出来れば皆さんが
心穏やかに、、故人を弔って欲しいのが本音なので 和んでいる
場の雰囲気にホッとします。 これから先の日程や流れの説明をし
相談する中で 清め膳の下に置く「故人を偲ぶ」と 葬儀で故人に
最も近い人が読み上げる「お別れの手紙」を書く情報も欲しいので
すが「人の悪口を言わない人」「明日はきっと良いことがあるよ」と
前向きな人「枯れかけた花に声を掛けながら生き返らせた事」、、
あとは、おはぎが好きなことくらいで それ以上は何となくバタバタ
していて聞けません。 流れをある程度説明し 通夜後の食事に
回転寿司を提案しました。 親戚だし何千円もする弁当を食わなく
ても良いのでは?との提案に納得されたようで 事務所に戻って
ネットで調べて寿司の写真を持ってくることにしました。
以下は事務所に戻り、書き上げた「故人を偲ぶ」です。。
【〇〇母さんを偲ぶ】
《 お花が大好きなお母さん、、
枯れかけた花に語りかけながら生き返らせた お母さん
人の悪口を言わない、、お母さんから聞いた事がない
辛い時、、大変な時、、お母さんのくちから出るのは
明日はきっと良い風が吹くよ、、、どんな良いことがあるかね、、
いつでも前向きで、、 料理が好きで上手なお母さん、、
お父さんを立てて 一歩下がっているけど
芯はしっかり者のお母さん、、、
私達 兄妹には そんなお母さんが当たり前のように写って
いましたが、、、世間を知った今、、、私達のお母さんは立派な人
だったと誇りに思います
そんな お母さんに育てて貰えた事を幸せだったと思います
あなたは〇〇母さんにどんな思い出がありますか?
どんなエピソードがありますか? どんな印象の人でしたか?
遠くに散った親戚が たまに集まれるのは冠婚葬祭ですが
ほんの少しだけ、、、お母さんの思い出話しをしてから、、、
近況報告に移って頂けませんか? 》
・・・・・以上が、清め膳の下に置いた「故人を偲ぶ」です。
明日は、その翌日に書いた「お別れの手紙」を掲載・・・つづく
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昨夜予約した葬儀時間を話すと都合が悪いとの事 すぐに
斎場予約の変更を済ませて 安置施設に居る遺族に報告
しておき、お布施額を確認したのですが 詮索や駆け引きは
せず、故人の故郷の菩提寺での様子を 家族に聞かされた
まま話すと 半額近いお布施でも快諾してくれました。
世話役する中で、お布施の額を少しでも安くと言われる事は
多いのですが、100%葬家の意に沿うのは中々難しい部分
でもあり 今回は葬家の意に沿え 費用面でも20万円以上
抑えられホッとした気持ちで 意気揚々と帰った我々が聞いた
のは予想した感謝の言葉ではなく、、非難?の言葉でした。
昨夜遅くに仮予約した葬儀時間を会社や仕事場の人達に
伝えたのに変更になったから恥をかかされたと言うのです。。
(だから 今は仮予約で正式には明日宗教者の確認をとって
からだって言ったろうが!! 人の話はちゃんと聞け!!)
これが心の中で叫んだ言葉ですが くちでは「すみません・・・」
むかつく自分を抑えてくちに出す精一杯の言葉でした。
そうと決まれば やる事は沢山あるので すぐに話題を変えて
自分の気持ちも切り替えます。明日の通夜、明後日の葬儀
一通りの準備を終え 安置施設に行くと家族が集まっており
座ってお茶を出してくれると 今朝、苦情を呈した人が我々に
「いやぁ~お布施の交渉までしてくれる葬儀屋さんはいないよ
助かりました」と笑顔で頭を下げるのです。 ん??
何がどうしたのか 場の空気が和んでいます。 ・・・つづく
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